ja:documentation:pandorafms:complex_environments_and_optimization:03_export_server

監視の階層化:エクスポートサーバ

Versión EnterprisePandora FMS Enterprise Version implements a data scaling device through the Export server, which allows to carry out a virtually distributed implementation, able to monitor an unlimited number of information by using an export server as long as it is designed properly and break it up into different information profiles.

Enterprise 版Pandora FMS エンタープライズ版は、データスケーリングデバイスであるエクスポートサーバを通して、情報量に制限なく仮想的にデータを配布することができます。加えて、異なる情報プロファイルに適用することができます。

主たる考え方は、情報を下から上へ配布する、上へ行くほど広い範囲となる階層構造を作ることです。最下位レベルでは、多くの情報を収集するかわりに、Pandora FMS の基本的なインストール情報のみを抽出し、Pandora FMS の上位のインストールに対して、情報をフィルタできるようにします。

情報を取得している下位のサーバから階層的にエクスポートします。フィルタという考え方でいえば、サーバの全てのデータの複製を作るための技術ととらえることができます。ただし、サーバのパフォーマンスに影響を与えます。

個々の Pandora FMS は、自身のデータを一つもしくは複数のサーバへエクスポートすることができます。

モジュールのデータをエクスポートすることができ、つまり、Pandora FMS は階層でより上のサーバが重要なデータを受け取ることができます。

Processing of events, views, reports, users and permissions will be different for each Pandora FMS installation. They will be totally different installations at all intents and purposes. Higher instances will not execute data refresh petitions in real-time, since these data are passively obtained and there is no access to the lower instance monitored elements. Access security, information partition and access to privileged information is guaranteed by the architectural design.

イベント、ビュー、レポート、ユーザおよび、パーミッションの処理は、それぞれの Pandora FMS ごとに異なります。すべてが違う目的でインストールされているかもしれません。より上位では、データをリアルタイムに処理することができません。なぜなら、データは下位のサーバから受け取るのみであり、また、下位のモニタ項目にアクセスする手段が無いためです。情報の分類とアクセス権限が、アーキテクチャのデザインによって完全に決められています。

サーバは、XML を通してデータを受け取ります。エージェントが生成したデータをデータサーバが受け取るのと似ています。上位のサーバは、データのみを受け取ります。イベントはうけとりません。また、元サーバのアラート再利用はできません。アラートやレポート、グラフなどは受け取るデータを元に上位サーバで定義します。

モジュールデータをエクスポートする最初のステップは、エクスポートするサーバと、インポートするサーバの間の接続を行えるようにする異なる設定のスケーリングサーバを定義することです。

Go to menu ServersExport targets and then click Create:

サーバ(Servers)エクスポートターゲット(Export targets) で、作成(Create) をクリックします。

次のような画面が表示されます。

以下に各フィールドの詳細について説明します。

名前(Name)

Pandora FMS サーバの名前です。

エクスポートサーバ(Export Server)

データをエクスポートするのに利用するエクスポートサーバを選択します。

プレフィックス(Prefix)

プレフィックスは、データを送信するエージェント名に追加されるものとして使われます。例えば、“Farscape” という名前のエージェントのデータが再送され、エクスポートサーバのプレフィックスが “EU01” であるなら、送信先のサーバではエージェント名が EU01-Farscape となります。これにより、異なる発信元の Pandora FMS サーバからの情報を受け取っているサーバで、データの発信元を知ることができます。同じ名前があっても大丈夫です。サーバは、プレフィックスの後に常に “_” を追加します。そのため、プレフィックスの設定を行わないと、送信先のサーバでは “_” がエージェント名の前に付きます。

間隔(Interval)

データを送信する間隔 (秒単位) を設定します。データは常にオリジナルソースから収集されます。エージェントのデータ収集が 300秒ごとでも、この設定を 1000秒にすると、この間隔でサーバはデータを送信します。この場合、300秒ごとに収集されているエージェントのデータは、3つまとめて送信されます。

アドレス(Address)

データを受け取るデータサーバのアドレスです。

転送モード(Transfer Mode): ファイルの転送モードです。以下から選択可能です。

  • Local:データをエクスポートするサーバと同じマシンで受け取る場合。
  • SSH: SSH での転送の場合。データをエクスポートするサーバの鍵を受け取るサーバに設定する必要があります。
  • FTP: FTP での転送の場合。
  • Tentacle: Tentacle を使った転送の場合。(推奨)

ユーザ(User)

Name of the user to be used in the export process.

エクスポート処理に利用されるユーザです。

パスワード(Password)

ユーザパスワードです。

ポート(Port)

ファイル転送に使うポート番号です。Tentacle では、41121 が通常のポート番号です。

対象ディレクトリ(Target directory)

リモートでデータを置く (SSH もしくは FTP を利用) ターゲットのディレクトリです。

拡張オプション(Extra options)

Tentacle を認証付きで利用する場合などの、追加のオプションを設定するフィールドです。

ターゲットサーバを編集するには、ターゲットサーバ名をクリックするか、以下の例に示すアイコンをクリックします。適切な変更を行うためのメニューが表示されます。

Once you modify the information or parameters, click Update to save the changes.

情報やパラメータを編集したら、更新(Update) をクリックして変更を保存します。

ターゲットサーバを削除するには、対象サーバの右にあるゴミ箱アイコンをクリックします。

情報を縮小するためには、上位インスタンスに情報を送信できるモジュールを 1つずつ選択する必要があります。 これを行うために、Pandora FMS コンソールのモジュールエディタには、データの種類ごとに 1つのエクスポートサーバを割り当てることを可能にするオプションが実装されています。 これを行うには、情報を送信したいモジュールの設定を行います。高度なオプションの中から、必要なエクスポート先を選びます。

Pandora FMS が前述のサーバへデータエクスポート処理を開始できるように、'更新(Update)' ボタンをクリックしてください。

モジュールの一括操作 を用いて、複数のモジュールを一度に編集することができます。

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  • 最終更新: 2024/02/06 07:17
  • by junichi