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--- ja:documentation:pandorafms:monitoring:19_clusters [2024/05/17 23:33] – [概要] junichi
+++ ja:documentation:pandorafms:monitoring:19_clusters [2024/09/01 13:44] (現在) – [クラスタ監視] junichi
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 [[ja:documentation:start|Pandora FMS ドキュメント一覧に戻る]]
+<wrap #ks1 />
 ===== 概要 =====
-<WRAP center round info 90%>
+Pandora FMS has a functionality that allows to monitor the clusters, regardless of the system or application you are using.
-Version NG 719 or later.
+Pandora FMS には、利用しているシステムやアプリケーションに関係なくクラスタを監視する機能があります。
-</WRAP>
-<WRAP center round info 90%>
-バージョン NG 719 以上
-</WRAP>
-Pandora FMS has a new feature that allows to monitor [[https://en.wikipedia.org/wiki/Computer_cluster|clusters]] regardless of the system or the application you use.
+The purpose of this system is to ensure fast, but above all user-friendly monitoring of the clusters.
-Pandora FMS には、利用しているシステムやアプリケーション個別の[[https://en.wikipedia.org/wiki/Computer_cluster|クラスタ]]を監視する機能があります。
+このシステムの目的は、素早くかつユーザフレンドリーなクラスタの監視を実現することです。
-このシステムの目的は、クラスタの監視を素早く簡単に実現することで、とりわけユーザには簡単です。
+There are two types of clusters:
 種類のクラスタのタイプを想定します。
-**アクティブ - スタンバイ(Active - Passive)**: このクラスタでは、通常、一方のノードのみが稼働します。
+  * **Active - Active**: These are those in which the application or service provided is balanced among all the nodes of the cluster.
+  * **Active - Passive**: Those clusters in which there is only one node operating simultaneously.
+  * **アクティブ - アクティブ(Active - Active)**: このクラスタでは、クラスタの全ノードで分散してアプリケーションやサービスが提供されます。
+  * **アクティブ - スタンバイ(Active - Passive)**: このクラスタでは、通常一つのノードのみが稼働します。
+There are several types of elements in a cluster:
-**アクティブ - アクティブ(Active - Active)**: このクラスタでは、クラスタの全ノードでアプリケーションやサービスが提供され負荷分散されます。
+クラスタの要素には、いくつかのタイプがあります。
-クラスタには、いくつかのタイプの要素があります。
+**Common elements**
 **共通要素**
-クラスタの全ノードで稼働している必要があるモジュールで、クラスタ動作に必須のもの。
+These are the modules that must remain active in all cluster nodes, essential for clustering to work.
-**分散要素**
+クラスタの全ノードで稼働している必要があるモジュールで、クラスタ動作に必須のものです。
-These are the modules that will be executed as long as the node is active, they will "balance" from one node to another of the cluster, they will report in one agent or another depending on the machine that executes the application.
+**Balanced elements**
-これらは、アクティブなノードでのみ実行されるモジュールです。その時点でどのマシンがアプリケーションを実行しているかに応じて、クラスタのノード間で「バランスを取る」モジュールになり、一方のエージェントまたはもう一方のエージェントでレポートします。
+**分散要素**
-<WRAP center round important 60%>
+These are the modules that will be executed only in the active node that will balance from one node to another of the cluster, that is to say, they will report in one agent or another depending on the machine that executes the application.
-バランス要素は、**アクティブ - スタンバイ**タイプのクラスタの場合にのみ必要です。
-</WRAP>
+これらは、あるノードからクラスタの別ノードへ負荷分散する、アクティブなノードでのみ実行されるモジュールです。いうなれば、アプリケーションを実行しているマシンに応じて、いずれかのエージェントでレポートします。
-===== 監視の計画 =====
+<WRAP center round important 90%>
-クラスタを監視するときは、以下を検討する必要があります。
-**アクティブ-アクティブクラスタの場合**
+Balanced elements will only be necessary in the case of **Active - Passive**  clusters.
- クラスタの全エージェントで共通のモジュールが監視されている必要があります。そうでなければ、選択することができません。
+</WRAP>
-次に、必要なリソースを監視するために、すべてのクラスタエージェント上に同一の監視項目を作成する必要があります。
+<WRAP center round important 90%>
-**アクティブ-スタンバイクラスタの場合**
+分散要素は **アクティブ - スタンバイ** タイプのクラスタの場合にのみ必要です。
- 共通モジュールについては上記と同じです。しかし、**アクティブノードのみ**で動作するバランスモジュールを監視する必要があります。
+</WRAP>
-"アクティブノード" を監視できるようにするには、条件を満たした場合のみモジュールが動作する、条件監視を用います。
+<wrap #ks2 />
-===== 新規クラスタの設定 =====
+===== 監視の計画 =====
-To create a new cluster, go to **//Monitoring > Cluster view//**  .
+When monitoring a cluster, the following must be taken into account:
-新たにクラスタを作成するには、**//監視(Monitoring) > クラスタ表示(Cluster view)//** へ行きます。
+クラスタを監視するときは、以下を検討する必要があります。
-{{  :wiki:cl_menu.png  }}
+**If active cluster - active:**
-初回のアクセスであれば、次のような画面が表示されます。
+**アクティブ-アクティブクラスタの場合**
-{{  :wiki:cl_clear.png  }}
+The common modules to be monitored must be present in all the cluster agents. If not, it will not be possible to select them.
+監視対象である共通のモジュールがクラスタの全エージェントに存在している必要があります。そうでなければ、選択することができません。
+Identical monitors must then be created on all agents in the cluster to monitor the resources needed.
+必要なリソースを監視するために、クラスタの全エージェント上に同一の監視項目を作成する必要があります。
-==== アクティブ-アクティブの新規クラスタ設定 ====
+**If it is an active - passive cluster:**
-クラスタ作成ウィザードを開始するために、作成ボタンをクリックし、"アクティブ-アクティブ(Active - Active)" クラスタオプションを選択します。
-{{  :wiki:cl_aa_create.png  }}
+**アクティブ-スタンバイクラスタの場合**
-名前、クラスタタイプ、対象グループを選択したら、エージェントを選択するセクションへアクセスするために、次ボタンをクリックします。
+The common modules will follow the same configuration as an //active - active// and the monitoring of the balanced modules **only on the active node** must be configured.
-{{  :wiki:aa_agente.png  }}
+共通モジュールについては上記と同じです。しかし、**アクティブノードのみ** で動作する分散モジュールを監視する必要があります。
-このステップでは、クラスタとして監視を行いたい **サービスにとってクリティカルとなるモジュール** をすべて選択します。
+In order to monitor "the active node" you must use conditional monitoring, where the module will only report when a number of preconditions are met.
-{{  :wiki:cl_aa_st3.png  }}
+"アクティブノード" を監視できるようにするには、条件を満たした場合のみモジュールが動作する、条件監視を用います。
-共通のモジュール(OK/NG状態)に戻づくクラスタの状態を定義するためのノードのパーセンテージ(%)しきい値を選択します。
+<wrap #ks3 />
-{{  :wiki:cl_aa_st4.png  }}
+===== 新規クラスタの設定 =====
-クラスタの設定をしたら、クラスタの異なる要素に対していアラートを追加することができます。選択したモジュールが特定のステータスに変化したときに特定のアクションが実行されます。
+Menu <wrap :en>**Operation → Monitoring → Cluster view → Create cluster**</wrap>.
-{{  :wiki:alert_aa.png  }}
+メニュ－ **操作(Operation) → モニタリング(Monitoring) → クラスタ表示(Cluster view) → クラスタの作成(Create cluster)**。
-モジュールの評価が行われると、ステータス情報をともにクラスタマップを見ることができます。
+<wrap #ks3_1 />
-==== アクティブ-アクティブクラスタ表示 ====
+==== アクティブ-アクティブの新規クラスタ設定 ====
-<WRAP center round important 60%> If your cluster is **Active - Active**, you can only see the common elements.</WRAP>
+Click the <wrap :en>**New cluster**</wrap> button to start the creation wizard, selecting the "Active - Active" option in <wrap :en>**Cluster type**</wrap>.
-<WRAP center round important 60%> クラスタが、アクティブ-アクティブであれば、共通の要素のみ見ることができます。</WRAP>
+クラスタ作成ウィザードを開始するために **クラスターの作成 ** ボタンをクリックし、**クラスタタイプ** オプションで "アクティブ-アクティブ(Active - Active)" を選択します
-これまでに説明した作成例では、次のような表示がされます。
+Once a name, cluster type and target group have been selected, press <wrap :en>**Next**</wrap> to access the agent selection section.
-{{  :wiki:cl_aa_view.png  }}
+名前、クラスタタイプ、対象グループを選択したら、エージェントを選択するセクションへアクセスするために、**次 ** ボタンをクリックします。
-つにセクションを区別できます。
+Once the agents have been selected, click on <wrap :en>**Update and continue**</wrap>. In this step, all the **critical modules for the service** to be monitored are selected from the agents added to the cluster.
-**クラスタマップ**
+エージェントを選択したら、**更新して次へ(Update and continue)** をクリックします。このステップでは、クラスタに追加されたエージェントから、監視を行いたい **サービスにとってクリティカルとなるモジュール** をすべて選択します。
-クラスタを構成するエージェントとその状態を表します。
+A threshold in percentage of nodes (%) must be selected to define the cluster states based on common modules (OK and not OK).
-**状態概要**
+共通モジュール(OK か OK でないか)に基づくクラスタの状態を定義するためのノードのパーセンテージ(%)しきい値を選択します。
-クラスタの正常性の状態とその構成要素のリストを示します。
+After configuring the cluster you can add alerts on the different elements of the cluster so that a certain action is taken when changing the modules you select to a specific state.
-**メトリック表示**
+クラスタの設定をしたら、クラスタの異なる要素に対してアラートを追加することができます。選択したモジュールが特定のステータスに変化したときに特定のアクションが実行されます。
-クラスタに登録されているメトリック一覧を示します。
+After adding the alerts, press <wrap :en>**Finish**</wrap>. After the evaluation of the modules you will see the cluster map with the status information.
-If you click on an item in the cluster map, you may see extra information about that item. Detailed view of cluster status (click on the map icon):
+アラートを追加したら **完了(Finish)** をクリックします。モジュールの評価が行われると、ステータス情報とともにクラスタマップを見ることができます。
-クラスタマップのアイテムをクリックすると、そのアイテムに関する追加情報を見ることができます。クラスタ状態の詳細表示 (マップアイコンをクリック)
+<wrap #ks3_2 />
-{{  :wiki:cl_aa_view_cl_detail.png  }}
+==== アクティブ-アクティブクラスタ表示 ====
-データ列と状態列に表示されるデータを確認するときは、次の事項に留意することが重要です。
+<WRAP center round important 90%>
-  * データ列は、正常ではない状態のモジュールの割合を示しています。 たとえば、3つのモジュールを含むクラスタモジュールがある場合:
-    * それらの 3つが正常な状態にある場合、値は 0になります。
-    * 2つが正常で、1つが警告状態の場合、33.3が表示されます。
-    * 1つが正常、1つが警告、1つが障害の場合、66.7が表示されます。
-  * ステータス列では、設定されたしきい値を確認します。 これらのしきい値は、正常ではない状態のモジュールの割合を示します。
-==== アクティブ-スタンバイの新規クラスタ設定 ====
+  * If the cluster is of type **Active - Active**, only the common elements will be visible.
+  * The thresholds indicate the percentage of modules in a **different from normal**  state.
-Click **New cluster**  to start the cluster creation wizard, selecting for this example the "**Active - Passive**" **Cluster type**  option:
+</WRAP>
-クラスタ作成ウィザードを開始するために **新規クラスタ(New cluster)** をクリックし、"アクティブ-スタンバイ(Active - Passive)" クラスタオプションを選択します。
+<WRAP center round important 90%>
-{{  :wiki:cl_ap_create.png  }}
+  * クラスタが **アクティブ-アクティブ(****Active - Active)**  タイプであれば、共通要素のみ表示されます。
+  * しきい値は **正常でない**  状態のモジュールの割合を示しています。
-Once you have selected a name, a cluster type and a target group, click **Next**  to access the selecting agent section. You may return to the previous stap at any point of the process by means of the **Go back**  button.
+</WRAP>
-名前、クラスタタイプ、対象グループを選択したら、エージェントを選択するセクションへアクセスするために、**次(Next)** ボタンをクリックします。 **戻る(Go back)** ボタンを使用すると、任意の時点で前のステープに戻ることができます。
+<wrap #ks3_3 />
-{{  :wiki:ap_agente.png  }}
+==== アクティブ-スタンバイの新規クラスタ設定 ====
-Select in this step all the **critical modules for the service**  that you want to monitor from among the agents that have been added to the cluster:
+Click <wrap :en>**New cluster**</wrap> to start the cluster creation wizard and select the "Active - Passive" option in <wrap :en>**Cluster type**</wrap>.
-このステップでは、クラスタとして監視を行いたい **サービスにとってクリティカルとなるモジュール** をすべて選択します。
+クラスタ作成ウィザードを開始するために **新規クラスタ(New cluster)** をクリックし、**クラスタタイプ** オプションで "アクティブ-スタンバイ(Active - Passive)" を選択します。
-{{ wiki:cl_ap_st3.png }}
+Once a name, cluster type and target group have been selected, pressing **Next** takes you to the agent selection section. You can go back to the previous step at any point in the process with the **Go back** button.
-Then select a node percentage threshold (%) is selected to define the cluster states based on common modules (OK/not OK).
+名前、クラスタタイプ、対象グループを選択したら、エージェントを選択するセクションへ進むために、**次(Next)** ボタンをクリックします。どのページからでも **戻る(Go back)** ボタンを使用して前のステップに戻ることができます。
-共通のモジュール(OK/NG状態)に戻づくクラスタの状態を定義するためのノードのパーセンテージ(%)しきい値を選択します。
+You must select in this step all the **critical modules for the service** you need to monitor among the agents you have added to the cluster and a threshold in percentage of nodes (%) to define the cluster statuses based on common modules (OK and not OK status).
-{{ wiki:cl_ap_st4.png }}
+このステップでは、クラスタに追加したエージェントから監視を行いたい **サービスにとってクリティカルとなるモジュール** をすべて選択し、共通モジュール(OK か OK でないか)に基づくクラスタの状態を定義するためのノードのパーセンテージ(%)しきい値を決定します。
+**In this step the balanced modules are added** (the ones that are reporting in the active agent). The list will show all the modules of all the agents that are part of the cluster. In this last section you select which of the balanced modules are critical for the **Active - Passive** cluster.
-このステップでは、バランスモジュール(アクティブなエージェントでのみ動作)を追加します。クラスタの一部となっている全エージェントの全モジュール一覧が表示されます。
+このステップでは、分散モジュール(アクティブなエージェントでのみ動作)を追加します。クラスタの一部となっている全エージェントの全モジュール一覧が表示されます。最後のセクションでは、**アクティブ - スタンバイ(Active - Passive)** クラスタでクリティカルとなりうる分散モジュールを選択します。
-{{ wiki:cl_ap_st5.png }}
+<WRAP center round info 90%>
-In this last section, the balanced modules critical for the **Active - Passive**  cluster must be selected:
+Modules in the passive node are not created automatically, they must be configured manually and then added to the cluster.
-最後に、**アクティブ - スタンバイ(Active - Passive)** クラスタでクリティカルとなりうるバランスモジュールを選択します。
-{{ wiki:cl_ap_st6.png }}
-<WRAP center round info 60%>
-The modules on the passive node are not created automatically, they must be manually configured and then added to the cluster.
 </WRAP>
-<WRAP center round info 60%>
+<WRAP center round info 90%>
 スタンバイノードのモジュールは自動的に作成されないため、手動で設定してからクラスタに追加する必要があります。
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 </WRAP>
-After cluster setup, you may add alerts on the different cluster elements, so that a specific action is performed when changing the desired modules to a specific status.
+After the cluster has been configured, alerts can be added on the different elements of the cluster so that a specific action is taken when the selected modules change to a specific state.
-クラスタのセットアップ後、さまざまなクラスタ要素にアラートを追加して、目的のモジュールが特定の状態に変更した際に特定のアクションが実行されるようにすることができます。
-{{  :wiki:alert_ap_2.png  }}
-After evaluating the modules you will see the cluster map with the status information.
-モジュールの評価が行われると、ステータス情報をともにクラスタマップを見ることができます。
-==== アクティブ-スタンバイクラスタ表示 ====
-Example:
-例:
-{{  :wiki:cl_ap_view.png  }}
-**クラスタマップ**
-クラスタを構成するエージェントとその状態を表します。
-**メトリック表示**
-クラスタに登録されているメトリック一覧を示します。
+クラスタの設定後、クラスタの様々な要素にアラートを追加して、目的のモジュールが特定の状態に変化した際に特定のアクションが実行されるようにすることができます。
-クラスタマップのアイテムをクリックすると、そのアイテムに関する追加情報を見ることができます。
+After the evaluation of the modules, the cluster map with status information will be displayed.
-{{  :wiki:cl_ap_view_cl_detail.png  }}
+モジュールの評価が行われると、ステータス情報とともにクラスタマップが表示されます。
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