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ja:documentation:05_big_environments:03_export_server [2021/06/17 13:21] – 作成 junichi | ja:documentation:05_big_environments:03_export_server [2023/10/03 08:20] – junichi | ||
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==== 概要 ==== | ==== 概要 ==== | ||
- | Pandora FMS エンタープライズ版は、データスケーリングデバイスであるエクスポートサーバを通して、情報量に制限なく仮想的にデータを配布することができます。加えて、異なる情報プロファイルに適用することができます。 | ||
- | 主たる考え方は、情報を下から上へ配布する、上へ行くほど広い範囲となる階層構造を作ることです。最下位レベルでは、多くの情報を収集するかわりに、Pandora FMS の基本的なインストール情報のみを抽出し、Pandora FMS の上位のインストールに対して、情報をフィルタできるようにします。 | + | {{: |
- | {{ wiki:ES1.png?500 }} | + | {{:wiki:icono-modulo-enterprise.png?23x23 |Enterprise 版}}Pandora FMS エンタープライズ版は、データスケーリングデバイスであるエクスポートサーバを通して、情報量に制限なく仮想的にデータを配布することができます。加えて、異なる情報プロファイルに適用することができます。 |
- | {{ wiki:Export-server.png?700 }} | + | 主たる考え方は、情報を下から上へ配布する、上へ行くほど広い範囲となる階層構造を作ることです。最下位レベルでは、多くの情報を収集するかわりに、Pandora FMS の基本的なインストール情報のみを抽出し、Pandora FMS の上位のインストールに対して、情報をフィルタできるようにします。 |
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+ | {{ :wiki:es1.png }} | ||
情報を取得している下位のサーバから階層的にエクスポートします。フィルタという考え方でいえば、サーバの全てのデータの複製を作るための技術ととらえることができます。ただし、サーバのパフォーマンスに影響を与えます。 | 情報を取得している下位のサーバから階層的にエクスポートします。フィルタという考え方でいえば、サーバの全てのデータの複製を作るための技術ととらえることができます。ただし、サーバのパフォーマンスに影響を与えます。 | ||
個々の Pandora FMS は、自身のデータを一つもしくは複数のサーバへエクスポートすることができます。 | 個々の Pandora FMS は、自身のデータを一つもしくは複数のサーバへエクスポートすることができます。 | ||
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モジュールのデータをエクスポートすることができ、つまり、Pandora FMS は階層でより上のサーバが重要なデータを受け取ることができます。 | モジュールのデータをエクスポートすることができ、つまり、Pandora FMS は階層でより上のサーバが重要なデータを受け取ることができます。 | ||
- | イベント、ビュー、レポート、ユーザおよび、パーミッションの処理は、それぞれの Pandora FMS ごとに異なります。すべてが違う目的でインストールされているかもしれません。より上位では、データをリアルタイムに処理することができません。なぜなら、データは下位のサーバから受け取るのみであり、また、下位のモニタ項目にアクセスする手段が無いためです。情報の分類とアクセス権限が、アーキテクチャのデザインによって完全に決められています。 | + | <WRAP center round info 80%> |
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+ | <WRAP center round info 80%>イベント、ビュー、レポート、ユーザおよび、パーミッションの処理は、それぞれの Pandora FMS ごとに異なります。すべてが違う目的でインストールされているかもしれません。より上位では、データをリアルタイムに処理することができません。なぜなら、データは下位のサーバから受け取るのみであり、また、下位のモニタ項目にアクセスする手段が無いためです。情報の分類とアクセス権限が、アーキテクチャのデザインによって完全に決められています。</ | ||
サーバは、XML を通してデータを受け取ります。エージェントが生成したデータをデータサーバが受け取るのと似ています。上位のサーバは、**データのみ**を受け取ります。イベントはうけとりません。また、元サーバのアラート再利用はできません。アラートやレポート、グラフなどは受け取るデータを元に上位サーバで定義します。 | サーバは、XML を通してデータを受け取ります。エージェントが生成したデータをデータサーバが受け取るのと似ています。上位のサーバは、**データのみ**を受け取ります。イベントはうけとりません。また、元サーバのアラート再利用はできません。アラートやレポート、グラフなどは受け取るデータを元に上位サーバで定義します。 | ||
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==== ターゲットサーバの追加 ==== | ==== ターゲットサーバの追加 ==== | ||
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- | {{ wiki: | + | {{ :wiki:pfms-servers-export_targets.png |
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+ | Go to menu **Servers** → **Export | ||
+ | |||
+ | **サーバ(Servers)** → **エクスポートターゲット(Export targets)** で、**作成(Create)** をクリックします。 | ||
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+ | {{ : | ||
- | 作成をクリックすると、次のような画面が表示されます。 | + | 次のような画面が表示されます。 |
- | {{ wiki:Export 2.png }} | + | {{ :wiki:export_2.png }} |
以下に各フィールドの詳細について説明します。 | 以下に各フィールドの詳細について説明します。 | ||
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**ユーザ(User)** | **ユーザ(User)** | ||
- | FTP のユーザです。 | + | Name of the user to be used in the export process. |
+ | |||
+ | エクスポート処理に利用されるユーザです。 | ||
**パスワード(Password)** | **パスワード(Password)** | ||
- | FTP のユーザパスワードです。 | + | ユーザパスワードです。 |
**ポート(Port)** | **ポート(Port)** | ||
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ターゲットサーバを編集するには、ターゲットサーバ名をクリックするか、以下の例に示すアイコンをクリックします。適切な変更を行うためのメニューが表示されます。 | ターゲットサーバを編集するには、ターゲットサーバ名をクリックするか、以下の例に示すアイコンをクリックします。適切な変更を行うためのメニューが表示されます。 | ||
- | {{ wiki:Export server 6.png }} | + | {{ :wiki:export_server_6.png }} |
+ | |||
+ | Once you modify the information or parameters, click **Update** to save the changes. | ||
+ | |||
+ | 情報やパラメータを編集したら、**更新(Update)** をクリックして変更を保存します。 | ||
==== ターゲットサーバの削除 ==== | ==== ターゲットサーバの削除 ==== | ||
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