次のリビジョン | 前のリビジョン最新のリビジョン両方とも次のリビジョン |
ja:documentation:04_using:16_omnishell [2021/06/17 13:19] – 作成 junichi | ja:documentation:04_using:16_omnishell [2023/02/01 05:37] – [GNU Linux の例] junichi |
---|
**Omnishell**は、IT オーケストレーション/自動化に使用される Pandora FMS Enterprise の機能です。これは、完全にネイティブな Pandora FMS コンソールおよびエージェントを統合したコンソールであり、コマンドまたはコマンドのブロックを定義し、それらを実行する対象を選択できます。我々のチュートリアル動画 [[https://www.youtube.com/watch?v=K3KCssw1wXQ|«IT automation in Pandora FMS: Omnishell»]] も参照ください。 | **Omnishell**は、IT オーケストレーション/自動化に使用される Pandora FMS Enterprise の機能です。これは、完全にネイティブな Pandora FMS コンソールおよびエージェントを統合したコンソールであり、コマンドまたはコマンドのブロックを定義し、それらを実行する対象を選択できます。我々のチュートリアル動画 [[https://www.youtube.com/watch?v=K3KCssw1wXQ|«IT automation in Pandora FMS: Omnishell»]] も参照ください。 |
| |
{{ wiki:omnishell1.png?800 }} | {{ :wiki:omnishell1.png }} |
| |
Omnishell は、[[:ja:documentation:08_technical_reference:09_tentacle|Tentacle]] を介した Pandora FMS の異なるコンポーネント間の通信に基づいており、プログラムしたいコマンドの実行と応答を安全に実現します。 | Omnishell は、[[:ja:documentation:08_technical_reference:09_tentacle|Tentacle]] を介した Pandora FMS の異なるコンポーネント間の通信に基づいており、プログラムしたいコマンドの実行と応答を安全に実現します。 |
順次実行ごとの 1つまたは複数のコマンドで、それらすべてが正常実行される必要があります。(結果 ''errorlevel 0'') | 順次実行ごとの 1つまたは複数のコマンドで、それらすべてが正常実行される必要があります。(結果 ''errorlevel 0'') |
| |
<WRAP center round important 60%> | <WRAP center round important 60%> If any of the commands defined in Precondition, Commands or Postconditions goes into interactive mode, blocking the execution flow, **the task will be interrupted**. The Software agent itself will destroy the process after the //timeout// configured for that task. </WRAP> |
前提条件、コマンド、または事後条件で定義されたコマンドのいずれかが対話モードになり、実行フローがブロックされると、タスクは中断されます。 ソフトウェアエージェント自体は、そのタスクに設定された **タイムアウト** の後に処理を破棄します。 | |
| <WRAP center round important 60%>前提条件、コマンド、または事後条件で定義されたコマンドのいずれかが対話モードになり、実行フローがブロックされると、**タスクは中断されます。** ソフトウェアエージェント自体は、そのタスクに設定された //タイムアウト// の後に処理を破棄します。 |
</WRAP> | </WRAP> |
| |
エージェントが実行する必要のあるアクションが明確になったら、**Omnishell** でコマンドを作成します。 | エージェントが実行する必要のあるアクションが明確になったら、**Omnishell** でコマンドを作成します。 |
| |
{{ wiki:omnishell2.png }} | {{ :wiki:omnishell2.png?direct |}} |
| |
コマンドを作成したら、必要なエージェントを割り当てます。 | コマンドを作成したら、必要なエージェントを割り当てます。 |
| |
{{ wiki:omnishell3.png }} | {{ :wiki:omnishell3.png?direct |}} |
| |
コマンド実行の進捗は、選択したエージェントで見ることができます。 | コマンド実行の進捗は、選択したエージェントで見ることができます。 |
| |
{{ wiki:omnishell4.png }} | {{ :wiki:omnishell4.png?direct |}} |
| |
| {{ :wiki:omnishell4-1.png?direct |}} |
| |
表示画面で、コマンド実行の予測残り時間を見ることができます。 | 表示画面で、コマンド実行の予測残り時間を見ることができます。 |
| |
{{ wiki:omnishell5.png }} | {{ :wiki:omnishell5.png?direct |}} |
| |
大量のコマンド実行を適用すると、表示はつぎのようになります。 | 大量のコマンド実行を適用すると、表示はつぎのようになります。 |
| |
{{ wiki:omnishell7.png }} | {{ :wiki:omnishell7.png?direct |}} |
| |
エージェントの応答を受信すると実行結果が表示されます。 ボックスをクリックすると、追加情報を含む画面が表示されます。 | エージェントの応答を受信すると実行結果が表示されます。 ボックスをクリックすると、追加情報を含む画面が表示されます。 |
| |
{{ wiki:omnishell6.png }} | {{ :wiki:omnishell6.png?direct |}} |
| |
| |
</WRAP> | </WRAP> |
| |
Pandora FMS コンソールでの設定プロセスに関しては、[[ja:documentation:04_using:16_omnishell#.E5.88.A9.E7.94.A8.E4.BE.8B|前述の GNU/Linux の例]] で実行したのとまったく同じ手順を行うと、**実行するコードのみ変更されます**。 | Pandora FMS コンソールでの設定プロセスに関しては、[[ja:documentation:04_using:16_omnishell#gnu_linux_の例|前述の GNU/Linux の例]] で実行したのとまったく同じ手順を行うと、**実行するコードのみ変更されます**。 |
| |
この例は単純であるため、前提条件とメインタスクステージのみがそれぞれ使用されます。 | この例は単純であるため、前提条件とメインタスクステージのみがそれぞれ使用されます。 |
前提条件では、PowerShell がインストールされて使用できることが確認されます。インストールされていない場合は、エラーが返され、//次のステップが実行できません//。 | 前提条件では、PowerShell がインストールされて使用できることが確認されます。インストールされていない場合は、エラーが返され、//次のステップが実行できません//。 |
| |
メインタスクでは、PowerShell で記述された //スクリプト// の実行可否について確認します。適切に実行されれば、チェック段階でコードを追加して、より長く複雑なタスクを実行できます。詳細については、[[en:faq:start#How_can_I_execute_powershell_scripts_as_a_module|モジュールでスクリプトを実行する方法]] または [[https://pandorafms.com/library/powershell-module-template/|PowerShell を用いたモジュールを作成するためのテンプレートの使用方法]] に関するドキュメントを確認してください。 | メインタスクでは、PowerShell で記述された //スクリプト// の実行可否について確認します。適切に実行されれば、チェック段階でコードを追加して、より長く複雑なタスクを実行できます。詳細については、[[:ja:faq:start#モジュールで_powershell_スクリプトを実行するにはどうすれば良いですか|モジュールでスクリプトを実行する方法]] または [[https://pandorafms.com/library/powershell-module-template/|PowerShell を用いたモジュールを作成するためのテンプレートの使用方法]] に関するドキュメントを確認してください。 |
| |
<WRAP center round tip 60%> | <WRAP center round tip 90%> |
ソフトウェアエージェントのインストール中に、オプション **リモート設定を有効にする(Enable remote config)** をチェックします。 そのエージェントがすでにインストールされている場合は、管理者権限でファイル ''%PROGRAMFILES%\pandora_agent\pandora_agent.conf'' を変更し、次の行を追加(または変更)します: ''remote_config 1''。 ホームメニューの Pandora FMS プログラムのグループでは、スクリプト ''%PROGRAMFILES%\ pandora_agent\scripts\edit_config_file.bat'' に直接アクセスして、作業を簡単に行うことができます。 | ソフトウェアエージェントのインストール中に、オプション **リモート設定を有効にする(Enable remote config)** をチェックします。 そのエージェントがすでにインストールされている場合は、管理者権限でファイル ''%PROGRAMFILES%\pandora_agent\pandora_agent.conf'' を変更し、次の行を追加(または変更)します: ''remote_config 1''。 ホームメニューの Pandora FMS プログラムのグループでは、スクリプト ''%PROGRAMFILES%\ pandora_agent\scripts\edit_config_file.bat'' に直接アクセスして、作業を簡単に行うことができます。 |
</WRAP> | </WRAP> |
| |
* エージェントは、それぞれのブロックのそれぞれの要求を実行します。 | * エージェントは、それぞれのブロックのそれぞれの要求を実行します。 |
* 各要求の評価が 0 (**error_level!= 0**) でない場合、評価を停止しコマンドは失敗したと見なされます。 | * 各要求の評価が 0 (''error_level!= 0'') でない場合、評価を停止しコマンドは失敗したと見なされます。 |
* エージェントは、再試行回数と最大実行時間として、リトライパラメータとタイムアウトパラメータの値を利用します。 | * エージェントは、再試行回数と最大実行時間として、リトライパラメータとタイムアウトパラメータの値を利用します。 |
* 結果に関係なく、エージェントは実行済状態を保存します。 **各コマンドは1回だけ実行されます**。 | * 結果に関係なく、エージェントは実行済状態を保存します。 **各コマンドは1回だけ実行されます**。 |