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ja:documentation:04_using:03_templates_and_components [2021/07/21 22:54] – [SNMP ウィザード] junichi | ja:documentation:04_using:03_templates_and_components [Unknown date] (現在) – 削除 - 外部編集 (Unknown date) 127.0.0.1 | ||
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- | ====== テンプレートとコンポーネント ====== | ||
- | {{indexmenu_n> | ||
- | |||
- | [[ja: | ||
- | |||
- | ===== テンプレートとコンポーネント ===== | ||
- | |||
- | ==== 概要 ==== | ||
- | Pandora FMS は全てのチェックをモジュールを通して行います。これらは、Pandora FMS が処理できる異なるデータタイプごとに異なります。Pandora FMS のデフォルトのモジュールリストは、' | ||
- | |||
- | {{ wiki: | ||
- | |||
- | |||
- | このメニューをクリックすると、Pandora FMS ウェブコンソールの右側に存在するモジュールが表示されます。 | ||
- | |||
- | {{ wiki: | ||
- | |||
- | 見ての通り、さまざまなモジュールのタイプとグループがあります。 | ||
- | |||
- | * **async**: 非同期データ | ||
- | * **generic**: | ||
- | * **keep_alive**: | ||
- | * **icmp**: ICMP チェック (ping) | ||
- | * **snmp**: SNMP チェック | ||
- | * **tcp**: TCP チェック | ||
- | * **web**: ウェブチェック | ||
- | |||
- | これらのほとんどには、いくつかのチェックタイプがあります。 | ||
- | |||
- | * **data**: 数値データ | ||
- | * **proc**: ブーリアン値。1 か 0 を返します。 | ||
- | * **string**: テキスト文字列 | ||
- | * **inc**: インクリメンタルデータ (例えば、ネットワークインタフェースから送信されたパケットの総量などの増加するデータ) | ||
- | * **inc_abs**: | ||
- | |||
- | === コンポーネントとは === | ||
- | コンポーネントは、エージェントに繰り返し適用することができる " | ||
- | |||
- | コンポーネントには 2つのタイプがあります。 リモートモジュール (wmi、tcp、snmp、icmp、plugin、web など) に分類される **ネットワークコンポーネント** と、ソフトウェアエージェントの設定で定義するモジュールの **ローカルコンポーネント** です。ローカルコンポーネントは、(リモート設定を有効にして)エージェントの設定ファイルに組み込んだり、手動で(リモート設定なしで)エージェントの設定に貼り付けることができます。 | ||
- | |||
- | |||
- | |||
- | === テンプレートコンポーネントとは === | ||
- | Pandora FMS では、複数のネットワークコンポーネントをエージェントに直接適用できるように、ネットワークコンポーネントを " | ||
- | テンプレートに関連付けられたネットワークコンポーネントを通して複数のモジュールを同時に作成できるので、監視設定の展開が容易になります。 | ||
- | |||
- | 自動検出サーバは、テンプレートに関連付けられたネットワークコンポーネントを検出したホストに適用し、指定されたモジュールを自動的に追加し、非常に高速かつ自動の監視設定の展開ができます。 | ||
- | |||
- | ==== ネットワークコンポーネント ==== | ||
- | 前述の通り、ネットワークコンポーネントはリモートネットワークチェックを行うためのエレメントです。Pandora FMS では、約 40 の定義済みのネットワークチェックがあります。エンタープライズ版では、400 以上あります。 | ||
- | |||
- | Pandora FMS のネットワークコンポーネントの確認および作成は、' | ||
- | |||
- | {{ wiki: | ||
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- | |||
- | ここでは、定義済のコンポーネントの検索 (グループや任意の文字での検索によるフィルタが可能です)、設定詳細の確認、修正、新規コンポーネントの作成ができます。 | ||
- | |||
- | モジュールのプロパティを参照するには名前をクリックしてください。詳細ページへのリンクになっています。 | ||
- | |||
- | {{ wiki: | ||
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- | |||
- | 図に示しているのは、ネットワークコンポーネント 'Host Alive' の詳細です。 | ||
- | |||
- | モジュールに適用すると、IP アドレスフィールドを除き、ネットワークコンポーネントの詳細が反映されます。IP アドレスについては、エージェントのメインのアドレスが自動的に設定されます。全てのパラメータは (例: WMI モジュールのユーザ名、パスワードなど) あとから編集可能です。 | ||
- | |||
- | テンプレートを編集すると、**その時以降に行うモジュールへの適用に反映されます。すでにモジュールに適用されているものは変更されません。** | ||
- | |||
- | 実行間隔など、コンポーネントの値は、その名前をクリックし変更したい値を編集することにより可能です。変更したら、画面下の 更新(Update) ボタンをクリックします。変更が反映され、以降はその内容でエージェントに適用できるようになります。 | ||
- | |||
- | === 新たなネットワークコンポーネントの作成 === | ||
- | 3つのタイプのネットワークコンポーネントを作成することができます。 | ||
- | |||
- | * ネットワーク | ||
- | * プラグイン (サーバアドオン) | ||
- | * WMI | ||
- | |||
- | 新たなネットワークコンポーネントを作成するには、ネットワークコンポーネント管理のページ // | ||
- | |||
- | {{ wiki: | ||
- | |||
- | |||
- | その後、コンポーネントを設定するためのフィールドが表示されます。必要な設定を行った後、// | ||
- | |||
- | {{ wiki: | ||
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- | |||
- | フィールドを設定するとき、モジュールの説明については、それぞれエージェントに適用する時に設定するように考えても良いでしょう。SNMP のコミュニティ、ユーザ名、パスワードのようないくつかのパラメータは、適用するエージェントのモジュールごとに異なります。正しく動作させるためには、個別に設定する必要があります。しかし対象のシステムに共通のポリシーがある場合は、ユーザ名、パスワードやその他設定を共通にすることができます。もちろん、定義せずに空白にすることも可能です。 | ||
- | |||
- | {{ wiki: | ||
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- | |||
- | 同様に、プラグインコンポーネントの場合は次のようになります。 | ||
- | |||
- | {{ wiki: | ||
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- | ==== ローカルコンポーネント ==== | ||
- | ローカルコンポーネントは、ソフトウエアエージェントに適用できます。エンタープライズ版の場合は、コンポーネントは自動的にそしてリモートから適用することができます。ポリリーに従って適用したり、エージェントリモート設定エディタにて手動にて行うことができます。Pandora FMS エンタープライズ版でリモートのソフトウエアエージェントにローカルコンポーネントを実装する方法については、ポリシーを参照してください。 | ||
- | |||
- | ローカルコンポーネントは、Pandora FMS のオープンソース版でも利用可能です。エンタープライズ版との違いは、自動適用ができず手動で必要な設定を書く必要がある点のみです。エンタープライズ版の Pandora FMS には、カテゴリごとに分類された操作やポリシーを実装した多くのローカルモジュールがあります。 | ||
- | |||
- | ローカルコンポーネントは、ネットワークコンポーネントととても似た動作をします。' | ||
- | |||
- | {{ wiki: | ||
- | |||
- | この画面では、すでに定義済のローカルモジュールを表示しています。異なるパラメータ (グループ、OS、任意のテキスト文字列) でフィルタリングして表示したり、編集や新たなコンポーネントの作成ができます。 | ||
- | |||
- | モジュールのプロパティを見るには、名前をクリックします。詳細のページへのリンクになっています。 | ||
- | |||
- | {{ wiki: | ||
- | {{ wiki: | ||
- | {{ wiki: | ||
- | {{ wiki: | ||
- | |||
- | 見ての通り、ローカルコンポーネントの設定はとてもシンプルです。設定項目は次の通りです。 | ||
- | |||
- | **名前(Name)**: | ||
- | * **OS**: コンポーネントのオペレーティングシステムです。 | ||
- | * **グループ(Group)**: | ||
- | * **説明(Description)**: | ||
- | * **設定(Configuration)**: | ||
- | |||
- | === 新たなローカルコンポーネントの作成 === | ||
- | 新たなローカルコンポーネントを作成するには、' | ||
- | |||
- | 新たにローカルコンポーネントを作成するフォームが表示されます。 | ||
- | |||
- | {{ wiki: | ||
- | |||
- | |||
- | 前述の情報をフォームに入力し、作成ボタンをクリックします。 | ||
- | |||
- | === ローカル実行マクロ === | ||
- | Pandora FMS バージョン 5.0 以降では、ローカルコンポーネントにマクロを定義することができます。マクロは、module_exec パラメータに設定し、_field1_ , _field2_ ... _fieldN_ という構造です。 | ||
- | |||
- | モジュールの編集フォームでは、マクロはユーザにとって透過的な通常のフィールドとして表示されます。 | ||
- | |||
- | それぞれのマクロには、説明(Description)、デフォルト値(Default value)、ヘルプ(Help)の 3つのフィールドがあります。 | ||
- | |||
- | * 説明(Description): | ||
- | * デフォルト値(Default value): モジュールフォームでデフォルトで設定される値。 | ||
- | * ヘルプ(help): | ||
- | |||
- | {{ wiki: | ||
- | |||
- | モジュールコンポーネントにマクロが含まれている場合、デフォルトで表示を簡素化するために、構成データは非表示のままになります。 | ||
- | |||
- | {{ wiki: | ||
- | |||
- | ただし、表示および編集することもできます。 | ||
- | |||
- | {{ wiki: | ||
- | |||
- | ==== モジュールテンプレート ==== | ||
- | モジュールテンプレートは、ネットワークチェックモジュールを含むテンプレートです。これらのテンプレートを作成すると、一つ一つモジュールを追加することなく直接エージェントに適用することができます。また、自動検出処理に利用することもできます。これについては、[[: | ||
- | |||
- | Click on **Configuration** → **Templates** → **Module templates** to manage the module templates. | ||
- | |||
- | モジュールテンプレートを管理するには、**設定(Configuration)** → **テンプレート(Templates)** → **モジュールテンプレート(Module templates)** をクリックします。 | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | テンプレート管理画面が表示されます。デフォルトの設定がされています。 | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | 詳細を見るには、テンプレートをクリックします。右のごみ箱アイコンをクリックすると削除できます。新しいテンプレートを作成する場合は、作成(Create)ボタンをクリックします。 | ||
- | |||
- | By clicking on the name of a template you will see its details, for example, the screenshot below shows the details for the basic monitoring module template. | ||
- | |||
- | テンプレートの名前をクリックすると、その詳細が表示されます。たとえば、以下のスクリーンショットでは、Basic Monitoring のモジュールテンプレート詳細が表示されています。 | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | Below is the list of modules included in this template. In order to delete a module from that template, in the right column, click **Delete **and the corresponding trash icon. | ||
- | |||
- | 以下は、このテンプレートに含まれるモジュールの一覧です。テンプレートからモジュールを削除するには、右側の **削除(Delete)** 列のごみ箱アイコンをクリックします。 | ||
- | |||
- | Finally, there is the form for adding modules when clicking on **Add components**. You may filter by module group, and then select the module and add it. | ||
- | |||
- | 最後に、**コンポーネントの追加(Add components)** をクリックすると、モジュール追加のためのフォームが表示されます。モジュールグループによってフィルタリングし、モジュールを選択して追加できます。 | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | === 新たなモジュールテンプレートの作成 === | ||
- | |||
- | In order to create a new module template, go to the main management page, **Configuration** → **Templates** → **Module templates** and click on **Create** at the bottom-right side of the page. | ||
- | |||
- | 新たなモジュールテンプレートを作成するには、システム管理メニューから、**設定(Configuration)** → **テンプレート(Templates)** → **モジュールテンプレート(Module templates)** へ行きます。そして、ページ右下の **作成(Create)** ボタンをクリックします。 | ||
- | |||
- | 新たなコンポーネントの作成フォームが表示されます。 | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | 新たなテンプレートの名前と説明を入力し、 **作成(Create)** ボタンをクリックします。 | ||
- | |||
- | Then you may add modules to the template by clicking on **Add components**. | ||
- | |||
- | 次に、**コンポーネントの追加(Add components)** をクリックすることにより、テンプレートにモジュールを追加できます。 | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | Select the modules at the bottom, filtering them by group if necessary and click on **OK**. | ||
- | |||
- | 下の方でモジュールを選択し (必要であればグループでフィルタリングして) **OK** をクリックします。 | ||
- | |||
- | Keep in mind that you may delete the unwanted modules by selecting them and clicking **Delete**. | ||
- | |||
- | 不要なモジュールは、選択して **削除(Delete)** ボタンを押すことによって削除できます。 | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | To finish off, remember to save the added modules by clicking on **Update.** | ||
- | |||
- | 最後に、 **更新(Update)** をクリックして、追加したモジュールを保存することを忘れないでください。 | ||
- | |||
- | === エージェントへのモジュールテンプレートの適用 === | ||
- | |||
- | In order to apply one of the existing monitoring module templates or a recently created one, go to agent configuration through the menu **Resources** → **Manage agents**. | ||
- | |||
- | 既存のモニタリングモジュールテンプレートや新たに作成したテンプレートをエージェントに適用するには、**リソース(Resources)** → **エージェント管理(Manage agents)** へ行きます。 | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | From the agent list, select one through the corresponding **Modules** link (see previous picture). | ||
- | |||
- | エージェント一覧から、対応する **モジュール** リンクの 1つを選択します。(上記画像を参照) | ||
- | |||
- | Once you see this window, click on **Module templates** at the top of the page. | ||
- | |||
- | 以下のような画面が表示されるので、ページの上の **モジュールテンプレート(Module templates)** をクリックします。 | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | On the following picture, modules that already contain an agent and existing module templates are displayed. | ||
- | |||
- | 次の画面には、エージェントと既存のモジュールテンプレートがすでに含まれているモジュールが表示されています。 | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | Select a template and click **Assign**. The modules contained in this template will be added automatically. Once the template is applied, delete some of the modules by clicking on the trash can icon, or you may edit them clicking on the tool icon. | ||
- | |||
- | テンプレートを選択し、 **割当(Assign)** ボタンをクリックします。選択したテンプレートに含まれるモジュールが自動的に追加されます。テンプレートが適用されたら、ごみ箱アイコンをクリックしてモジュールの一部を削除したり、ツールアイコンをクリックしてモジュールを編集できます。 | ||
- | |||
- | Added modules will have an automatic description based on the template' | ||
- | |||
- | 追加されたモジュールには、テンプレート名にもとづいた自動的な説明がつきます。 | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | <WRAP center round important 60%> The templates applied to the agent are not displayed, just the modules they contain. </ | ||
- | |||
- | <WRAP center round important 60%> エージェントに適用したテンプレートは表示されません。モジュールのみが表示されます。</ | ||
- | |||
- | ==== プライベートエンタープライズ番号 ==== | ||
- | すべての SNMP デバイスには独自の OID があります。これは、各デバイスのブランドとモデルに限定されたものです。どの製造元からのものかを示す文字列に対応する 7番目を占める数値があります。 | ||
- | |||
- | This is the manufacturer' | ||
- | |||
- | これは製造元のプライベートエンタープライズ番号(**[[https:// | ||
- | |||
- | Go to **Configuration** → **Templates** → **Private Enterprise Numbers** to have acces to the list of registered PENs. | ||
- | |||
- | 登録済の PEN 一覧へアクセスするには、**設定(Configuration)** → **テンプレート(Templates)** → **プライベート Enterprise 番号(Private Enterprise Numbers)** へ行きます。 | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | You may edit and/or delete each of the registered PENs by clicking on the corresponding icons from the **Options **column. | ||
- | |||
- | **オプション(Option)** 列から対応するアイコンをクリックすると、登録されている各 PEN を編集または削除できます。 | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | To register a new manufacturer, | ||
- | |||
- | 新しいメーカーを登録するには、**メーカーの登録(Register manufacturer)** をクリックします。メーカーの対応する PEN を挿入し、その名前と説明を設定するだけです。 そうすれば、既存のリストに追加されます。 | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | In module templates, one or several PENs will be indicated so when there is a discovery task, Pandora FMS is able to retrieve the information about the device' | ||
- | |||
- | モジュールテンプレートでは、1つまたは複数の PEN が示されるため、検出タスクがある場合、Pandora FMS はデバイスの製造元に関する情報を取得し、適切な監視情報を追加できます。 | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | ==== ウィザードコンポーネント ==== | ||
- | SNMP および WMI ウィザードの機能には、// | ||
- | |||
- | これらのコンポーネントを使用すると、任意のウィザード(SNMP または WMI)の実行時にエージェントで生成されるモジュールの基本設定を行えます。さらに、1つのコンポーネントのみで複数のモジュールを動的に生成することができます。たとえば、実行中のストレージデバイスのユニットや、プロセスをスキャンするコンポーネントです。 | ||
- | |||
- | These components can be created from the menu **Configuration** → **Templates** → **Remote components**, | ||
- | |||
- | これらのコンポーネントは、**設定(Configuration)** → **テンプレート(Templates)** → **リモートコンポーネント(Remote components)**メニューから作成できます。 | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | Select the option **Create a new wizard component** and click **Create**. | ||
- | |||
- | **新規ウィザードコンポーネント作成(Create a new wizard component)** オプションを選択し、**作成(Create)** をクリックします。 | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | In the creation box, there is a key option: the protocol of the Module to be used. There are two protocols available, SNMP (by default) and WMI, and although both of them share common fields, they also have different fields. | ||
- | |||
- | 作成ボックスには、使用するモジュールのプロトコルという重要なオプションがあります。 SNMP(デフォルト) と WMI の2つのプロトコルを使用できます。どちらも共通フィールドは同じですが、個別のフィールドもあります。 | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | 共通フィールドは次の通りです: | ||
- | * **有効化(Enabled)**: | ||
- | * **デフォルトで追加(Add by default)**: コンポーネントによって生成されたモジュールが、ウィザードの起動時にデフォルトで追加されるようにするかどうかを選択できます。つまり、トークンが有効化されると、コンポーネントによって生成されたモジュールは、デフォルトでは後で確認できるビューでチェックされ、エージェントに追加されます。このアクションは変更することができ、このビューでは、変更を加えたり、必要に応じてチェックを外したり確認したり、しきい値や説明などを変更したりできます。 | ||
- | * **モジュール名(Module name)**: コンポーネントが持つ名前と、コンポーネントによって生成されるモジュールのデフォルトの名前です。一部のマクロが使用できます(後ほど示します)。 | ||
- | * **モジュールプロトコル(Module protocol)**: | ||
- | * **コンポーネントグループ(Component group)**: コンポーネントが属するグループです。これにより、モジュールの表示方法を整理できます。 | ||
- | * **モジュールタイプ(Module type)**: このドロップダウンリストでは、コンポーネントによって生成されるモジュールが取得するデータのタイプを選択できます。 | ||
- | * **モジュール単位(Module unit)**: コンポーネントによって生成されたモジュールによって取得されたデータの単位。これは完全に編集可能なフィールドなので、必要なものを追加できます。 | ||
- | * **警告状態(Warning status)**: このセクションでは、ウィザードで生成されたモジュールの警告状態のデフォルトしきい値を設定できます。ここでは範囲が示されていますが、見つかったすべてのモジュールを収集する最終画面で、モジュールごとにそれをカスタマイズすることができます。 | ||
- | * **障害状態(Critical status)**: このセクションでは、ウィザードで生成されたモジュールの障害状態のデフォルトしきい値を設定できます。ここでは範囲が示されていますが、見つかったすべてのモジュールを収集する最終画面で、モジュールごとにそれをカスタマイズすることができます。 | ||
- | * **説明(Description)**: | ||
- | * **スキャンタイプ(Scan type)**: このコンポーネントを使用して、ウィザードで実行できる 2つのスキャンモードを選択できます。このフィールドは、コンポーネントが 1つまたは複数のモジュールを生成するかどうかを決定します。選択した値は、各ウィザードの他の特定のフィールドへの入力に影響します。 | ||
- | * **固定(Fixed)**: | ||
- | * **動的(Dynamic)**: | ||
- | * **実行タイプ(Execution type)**: このフィールドは、コンポーネント生成モジュールの実行タイプを示します。ウィザードの起動元に応じて、作成時にモジュールが属する Pandora FMS サーバを決定すると便利です。 | ||
- | * **ネットワーク(Network)**: | ||
- | * **プラグイン(Plugin)**: | ||
- | |||
- | === SNMP ウィザード === | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | SNMP ウィザードコンポーネント特有のフィールドは次の通りです: | ||
- | |||
- | * **Name OID** | ||
- | * **Manufacturer ID** | ||
- | * When **Execution type** | ||
- | * **Value OID** | ||
- | * When **Execution type** | ||
- | * **OID Macros** | ||
- | * **Value operation** | ||
- | * **Satellite execution** | ||
- | * **Server plugin** | ||
- | |||
- | * **名前 OID(Name OID)** | ||
- | * **製造元 ID(Manufacturer ID)** | ||
- | * **実行タイプ(Execution type)** | ||
- | * **Value OID** | ||
- | * **実行タイプ(Execution type)** が **Plugin** の場合: | ||
- | * **OID Macros** | ||
- | * **Value operation** | ||
- | * **Satellite execution** | ||
- | * **Server plugin** | ||
- | {{ : | ||
- | |||
- | |||
- | **名前 OID(Name OID)** | ||
- | |||
- | マクロを介してモジュール名に追加できる値を取得する OID を設定することができます。 | ||
- | これは、動的コンポーネントによって生成された複数のモジュールを取得するときに特に役立ちます。 これにより、デフォルトで異なる名前が付けられます。ただし、固定スキャンコンポーネントにも使用できるため、動的コンポーネントに限定されません。 | ||
- | |||
- | この OID の値は、マクロ _nameOID_ に格納され、**モジュール名(Module name)** フィールドで使用できます。 | ||
- | |||
- | 動的コンポーネントで使用する場合、このフィールドに示される OID は、最終的な OID ではなく、SNMP のブランチのものである必要があります。例えば、OID // | ||
- | |||
- | 固定コンポーネントで使用する場合、このフィールドに示される OID は最終的な OID でなければなりません。 例えば、OID // | ||
- | |||
- | **製造元 ID(Manufacturer ID)** | ||
- | |||
- | SNMP ウィザードコンポーネントが有効になる特定の製造元の ID を指定することができます。 | ||
- | このようにして、ウィザードが起動され、コンポーネントに割り当てられた製造元 ID の Pandora FMS にプライベートエンタープライズ番号(PEN)が登録されているすべてのデバイスに対して、生成されたモジュールの取得が試行されます。 たとえば、// | ||
- | |||
- | 製造元として // | ||
- | |||
- | <WRAP center round important 60%> | ||
- | **製造元 ID** を使用するには、Pandora FMS コンソールにプライベートエンタープライズ番号(PEN)を登録する必要があります。 | ||
- | </ | ||
- | |||
- | == ネットワーク SNMP 実行 == | ||
- | |||
- | 実行タイプが **ネットワーク(Netrowrk)** の場合は次の通りです: | ||
- | |||
- | **値 OID(Value OID)** | ||
- | |||
- | これにより、コンポーネントが生成したモジュールデータを取得する OID を設定できます。 | ||
- | 動的コンポーネントで使用する場合、このフィールドに示される OID は、最終的な OID ではなく、SNMP のブランチのものである必要があります。例えば、OID // | ||
- | |||
- | 固定コンポーネントで使用する場合、このフィールドに示される OID は最終的な OID でなければなりません。 例えば、OID // | ||
- | |||
- | {{ : | ||
- | |||
- | |||
- | 実行タイプが **プラグイン(Plugin)** の場合は次の通りです: | ||
- | |||
- | **OID マクロ(OID Macros)** → // | ||
- | |||
- | そのため、これらのコンポーネントでは、他のフィールドで使用するために必要な数の OID を指定できます。 | ||
- | |||
- | さらに、これらの OID またはその値は、// | ||
- | |||
- | 動的コンポーネントで使用する場合、このフィールドに示される OID は、最終的な OID ではなく、SNMP のブランチのものである必要があります。例えば、OID // | ||
- | |||
- | 固定コンポーネントで使用する場合、このフィールドに示される OID は最終的な OID でなければなりません。 例えば、OID // | ||
- | |||
- | * **値の計算(Value operation)**: | ||
- | |||
- | "+ - * / ( ) ." を利用できます。数値および //_oid_N_// マクロの値が計算に利用されます。例: | ||
- | |||
- | (_oid_1_ * 100) / _oid_2_ | ||
- | |||
- | * **サテライト実行(Satellite execution)**: | ||
- | |||
- | 各モジュールで使用される OID を取得するために、SNMP ウィザードのマクロ(後で詳しく説明します)および //_oid_N_// マクロを利用できます。 | ||
- | |||
- | サテライトサーバは、これらのコンポーネントに推奨される一連のプラグインを配布します。 | ||
- | |||
- | < | ||
- | - / | ||
- | - / | ||
- | </ | ||
- | |||
- | * **サーバプラグイン(Server plugin)**: このドロップダウンから、以前に Pandora FMS コンソールに登録されたプラグインを指定することができます。これは、コンポーネントによって生成された各モジュールでプラグインサーバによって使用されます。プラグインを選択すると、フォームで特定のフィールドが同時に表示されます。 | ||
- | |||
- | 独自のプラグインフィールドでは、SNMP ウィザードのマクロと、各モジュールで使用される OID を取得するための //_oid_N_// マクロを利用できます。 | ||
- | |||
- | Pandora FMS コンソールには、これらのコンポーネントに必要な一連の登録済みプラグインがあります。 | ||
- | |||
- | < | ||
- | - Wizard SNMP module. | ||
- | - Wizard SNMP process. | ||
- | </ | ||
- | |||
- | {{ wiki: | ||
- | |||
- | |||
- | プラグインタイプの実行フィールドで利用可能な SNMP ウィザードコンポーネント特有のマクロは次の通りです。 | ||
- | * **// | ||
- | * **// | ||
- | * **// | ||
- | * **// | ||
- | * **// | ||
- | * **// | ||
- | * **// | ||
- | * **// | ||
- | * **// | ||
- | * **// | ||
- | |||
- | WMI ウィザードのコンポーネントの特定フィールドは次の通りです。 | ||
- | |||
- | * **WMI クラス(WMI class)**: コンポーネントによって生成されたモジュールのクエリで使用される WMI クラスです。 たとえば、// | ||
- | |||
- | これは、// | ||
- | |||
- | * **クエリキーフィールド(Query key field)** (// | ||
- | |||
- | 一般に、WMI クラスにはキーフィールドがあり、設定されているかどうかに関係なく、常にクエリで返されます。これは、それに指定するフィールドです。 たとえば、// | ||
- | |||
- | このフィールドの名前は、// | ||
- | |||
- | * **追加フィールドクエリ(Query extra fields)** → // | ||
- | |||
- | これらのフィールドの名前は、// | ||
- | |||
- | * **クエリフィルタ(Query filters)** → スキャン(Scan): | ||
- | |||
- | WMI ウィザードコンポーネントでは、WMI スキャンクエリによって返されるレコードごとに異なるモジュールが生成されます。これまでに示した例に基づいて、Windows コンピューターのドライブの空き領域を取得するスキャンクエリは次のようになります。 | ||
- | |||
- | SELECT DeviceID, FreeSpace FROM Win32_LogicalDisk WHERE DriveType = 3 | ||
- | |||
- | |||
- | {{ wiki: | ||
- | |||
- | |||
- | 実行タイプが **ネットワーク(Network)** の場合は次の通りです。 | ||
- | |||
- | * **クエリフィルタ(Query filters)** → 実行(Execution): | ||
- | |||
- | フィールドの各レコードの値を取得するために、クエリのフィールド名を持つマクロ(// | ||
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- | これまでに示した例に基づいて、ドライブ //C:// の空き領域を取得するコンポーネントによって生成されたモジュールの最終的な実行クエリは、次のようになります。 | ||
- | |||
- | | ||
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- | * **フィールド値(Field value)**: モジュール値を取得する WMI クエリのフィールドの番号を示します。フィールド 0 はそのクラスのキーフィールドであり、フィールド 1 以上はそれらのクラスの追加フィールドです。 | ||
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- | これまでに示した例に基づいて、ディスクの空き容量の値はフィールド 1 (// | ||
- | |||
- | * **キー文字列(Key string)**: // | ||
- | |||
- | <WRAP center round important 60%> | ||
- | **exec server** によってサテライトサーバからウィザードが起動された場合、キー文字列オプションは考慮されません。 | ||
- | </ | ||
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- | {{ wiki: | ||
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- | 実行タイプが **プラグイン(Plugin)** の場合は次の通りです: | ||
- | |||
- | * **値の計算(Value operation)**: | ||
- | |||
- | このフィールドでは、ウィザードのモジュールプレビューでコンポーネントによって生成された各モジュールの現在の値を取得する算術演算を設定できます。 生成されたモジュールの最終的な実行には影響しません。 | ||
- | |||
- | 計算した値を得るために、" | ||
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- | ((_Size_ - _FreeSpace_) * 100) / _Size_ | ||
- | |||
- | * **サテライト実行(Satellite execution)**: | ||
- | |||
- | これは、WMI ウィザードのマクロと // | ||
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- | サテライトサーバには、これらのコンポーネントが要求するプラグインがあります。 | ||
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- | / | ||
- | |||
- | * **サーバプラグイン(Server plugin)**: コンポーネントによって生成された各モジュールでプラグインサーバによって使用される Pandora FMS コンソールに登録されたプラグインを指定することができます。プラグインを選択すると、それ用の特定のフィールドがフォームに表示されます。 | ||
- | |||
- | 独自のプラグインフィールドでは、WMI ウィザードのマクロの使用ができ、// | ||
- | |||
- | Pandora FMS コンソールには、これらのコンポーネント用の登録済みのプラグインがあります。 | ||
- | |||
- | Wizard WMI module | ||
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- | {{ wiki: | ||
- | |||
- | プラグイン実行フィールドで使用できる WMI ウィザードコンポーネントの特定のマクロは次のとおりです。 | ||
- | * **// | ||
- | * **// | ||
- | * **// | ||
- | * **// | ||
- | |||
- | ==== コンポーネントグループ ==== | ||
- | コンポーネントのソートや分類をするために、コンポーネントグループがあります。コンポーネントは、作成時のグループに属します。 | ||
- | |||
- | 定義済みのコンポーネントグループを見るには、// | ||
- | |||
- | {{ wiki: | ||
- | |||
- | 定義済みのグループとその説明が表示されます。 | ||
- | |||
- | {{ wiki: | ||
- | |||
- | グループの名前をクリックするとその詳細を見ることができます。削除するには、右側の X アイコンをクリックします。新たに作成する場合は、下にある作成(Create)ボタンをクリックします。 | ||
- | |||
- | 新たなコンポーネントグループを作成したい場合は、作成(Create)ボタンをクリックし、フォームに入力します。 | ||
- | |||
- | {{ wiki: | ||
- | |||
- | グループの名前を入力し、既存のグループと親子関係があればそれの選択をするだけです。あとは、作成(Create)ボタンをクリックします。 | ||
- | |||
- | これにより、新たなコンポーネントを、作成したコンポーネントグループに追加することができます。 | ||