ja:documentation:04_using:03_templates_and_components

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ja:documentation:04_using:03_templates_and_components [2021/07/21 23:33] – [WMI プラグイン実行] junichija:documentation:04_using:03_templates_and_components [2023/04/24 07:31] – [ローカルコンポーネント] junichi
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 ==== 概要 ==== ==== 概要 ====
-Pandora FMS は全てのチェックをモジュールを通して行います。これらは、Pandora FMS が処理できる異なるデータタイプごとに異なります。Pandora FMS のデフォルトのモジュールリストは、'リソース(Resources)' -> 'モジュールタイプ(Module Types)' から参照できます。 
  
-{{ wiki:julia1.png }} +Pandora FMS performs all checks through modules allowing you to process different data types depending on the element to be monitored. The full default module list for Pandora FMS can be checked by clicking on **Resources** > **Module Types**.
  
 +Pandora FMS は全てのチェックをモジュールを通して行います。これらは、Pandora FMS が処理できる異なるデータタイプごとに異なります。Pandora FMS のデフォルトのモジュールリストは、**リソース(Resources)** > **モジュールタイプ(Module Types)** から参照できます。
  
-このメニューをクリックすると、Pandora FMS ウェブコンソールの右側に存在するモジュールが表示されます。+{{  :wiki:pfms-resources-module_types.png?600  }}
  
-{{ wiki:julia3.png?800 }}+There are different module types in Pandora FMS:
  
-見ての通りさまざまなモジュールのタイプとグループがあります。+Pandora FMS にはモジュールのタイプとグループがあります。
  
   * **async**: 非同期データ   * **async**: 非同期データ
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   * **inc_abs**: 絶対インクリメンタルデータ。前回からの増分の値を示します。   * **inc_abs**: 絶対インクリメンタルデータ。前回からの増分の値を示します。
  
-=== コンポーネントとは ===+=== コンポーネント === 
 + 
 +**//What is a component?// ** 
 + 
 +**//コンポーネントとは?// ** 
 コンポーネントは、エージェントに繰り返し適用することができる "一般的なモジュール" です。エージェントに関連付けるモジュールの "コピー元" になります。最も良く利用するコンポーネントを構成するデータベースと考えることができます。普段利用するコンポーネントを定義することにより、モニタリングの設定が簡単になります。新たなエージェントには、これらのコンポーネントを適用すれば良いのです。 コンポーネントは、エージェントに繰り返し適用することができる "一般的なモジュール" です。エージェントに関連付けるモジュールの "コピー元" になります。最も良く利用するコンポーネントを構成するデータベースと考えることができます。普段利用するコンポーネントを定義することにより、モニタリングの設定が簡単になります。新たなエージェントには、これらのコンポーネントを適用すれば良いのです。
  
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-=== テンプレートコンポーネントとは ===+=== コンポーネントテンプレート === 
 + 
 +//**コンポーネントテンプレートとは?** // 
 Pandora FMS では、複数のネットワークコンポーネントをエージェントに直接適用できるように、ネットワークコンポーネントを "テンプレート" にグループ化することができます。 Pandora FMS では、複数のネットワークコンポーネントをエージェントに直接適用できるように、ネットワークコンポーネントを "テンプレート" にグループ化することができます。
 テンプレートに関連付けられたネットワークコンポーネントを通して複数のモジュールを同時に作成できるので、監視設定の展開が容易になります。 テンプレートに関連付けられたネットワークコンポーネントを通して複数のモジュールを同時に作成できるので、監視設定の展開が容易になります。
  
-自動検出サーバは、テンプレートに関連付けられたネットワークコンポーネントを検出したホストに適用し、指定されたモジュールを自動的に追加し、非常に高速かつ自動の監視設定の展開ができます。+[[:ja:documentation:01_understanding:02_architecture#自動検出_recognition_サーバ|自動検出サーバ]]は、テンプレートに関連付けられたネットワークコンポーネントを検出したホストに適用し、指定されたモジュールを自動的に追加し、非常に高速かつ自動の監視設定の展開ができます。
  
 ==== ネットワークコンポーネント ==== ==== ネットワークコンポーネント ====
 前述の通り、ネットワークコンポーネントはリモートネットワークチェックを行うためのエレメントです。Pandora FMS では、約 40 の定義済みのネットワークチェックがあります。エンタープライズ版では、400 以上あります。 前述の通り、ネットワークコンポーネントはリモートネットワークチェックを行うためのエレメントです。Pandora FMS では、約 40 の定義済みのネットワークチェックがあります。エンタープライズ版では、400 以上あります。
  
-Pandora FMS のネットワークコンポーネントの確認および作成は、'設定(Configuration)' -> 'ネットワークコンポーネント(Network components)' をクリックし、管理ページから行えます。+Pandora FMS network components can be created and viewed on their management page by clicking on **Configuration** → **Templates** → **Remote Components**.
  
-{{ wiki:lulu.png }} +Pandora FMS のネットワークコンポーネントの確認および作成は、**設定(Configuration)** → **テンプレート(Templates)** → **リモートコンポーネント(Remote components)** から行えます。 
 + 
 +{{  :wiki:pfms-configuration-templates-remote_components.png  }}
  
  
 ここでは、定義済のコンポーネントの検索 (グループや任意の文字での検索によるフィルタが可能です)、設定詳細の確認、修正、新規コンポーネントの作成ができます。 ここでは、定義済のコンポーネントの検索 (グループや任意の文字での検索によるフィルタが可能です)、設定詳細の確認、修正、新規コンポーネントの作成ができます。
  
-モジュールのプロパティを参照するには名前をクリックしてください。詳細ページへのリンクになっています。+To see the properties of any module, click on its name. It will take you to the editing page, for instance all the Host Alive network component details:
  
-{{ wiki:nc_form2.png?850 }}+モジュールのプロパティを参照するには名前をクリックします。たとえば、すべての Host Alive ネットワークコンポーネントの詳細などの編集ページに移動します。 
  
 +{{  :wiki:pfms-configuration-templates-remote_components_management-host_alive.png?700x1400  }}
  
-図に示しているのは、ネットワークコンポーネント 'Host Alive' の詳細です。+When applied to a module, this one will obtain the network component details, except for the IP address field, where the main agent IP address will automatically be adjusted. All parameters can be edited afterwards (for example: changing WMI module user/password).
  
-モジュールに適用すると、IP アドレスフィールドを除、ネットワークコンポーネントの詳細が反映されます。IP アドレスについては、エージェントのメインのアドレスが自動的に設定されま。全てのパラメータは (例WMI モジュールのユーザ名、パスワードなどあとから編集可能です+モジュールに適用すると、自動的に調整されるメインのエージェント IP アドレスフィールドを除いて、ネットワークコンポーネントの詳細が反映されます。すてのパラメータ後で編集できます(例WMI モジュールのユーザ/パスワードの変更)。 
  
 +{{  :wiki:nc_form2.png?850  }}
 +
 +<WRAP center round info 60%>\\
 +If any template is modified, its new values will only be applied to the modules created from that moment on, **not to the the ones already created.** \\
 +</WRAP>
 +
 +<WRAP center round info 60%>\\
 テンプレートを編集すると、**その時以降に行うモジュールへの適用に反映されます。すでにモジュールに適用されているものは変更されません。** テンプレートを編集すると、**その時以降に行うモジュールへの適用に反映されます。すでにモジュールに適用されているものは変更されません。**
 +\\
 +</WRAP>
 +
 +To modify component values, click on the name of one them and modify the desired values in the editing page, e.g. the interval. Once updated, click **Update** at the bottom of the page to save the changes.
 +
 +実行間隔など、コンポーネントの値は、その名前をクリックし変更したい値を編集することにより可能です。変更したら、画面下の **更新(Update)** ボタンをクリックします。変更が反映され、以降はその内容でエージェントに適用できるようになります。
 +
 +{{  :wiki:pfms-configuration-templates-remote_components-remote_component_management.png?600  }}
 +
 +From that moment on, the new component configuration will be applied to the agents where said module is added.
  
-実行間隔など、コンポーネントの値は、その名前をクリックし変更したい値を編集することにより可能です。変更したら、画面下の 更新(Update) ボタンをクリックします。変更反映され、以降はその内容でエージェントに適用できるようになります。+その時点から新しいコンポーネント設定が、そのモジュール追加されエージェントに適用されます。 
  
 === 新たなネットワークコンポーネントの作成 === === 新たなネットワークコンポーネントの作成 ===
-3つのタイプのネットワークコンポーネントを作成することができます。 
  
-  * ネットワーク +You may create four types of network components:
-  * プラグイン (サーバアドオン) +
-  * WMI+
  
-新たなネットワークコンポーネントを作成するには、ネットワークコンポーネント管理のページ //システム管理(Administration) -> モジュール管理(Manage modules) -> コンポーネント管理(Network components)// へ行きます。ページの下の方へ行き、プルダウンメニューにて 3つのタイプ (WMI、ネットワーク、プラグイン) のネットワークコンポーネントの中から一つ選択します。そして、//作成(Create)// ボタンをクリックします。+4つのタイプのネットワークコンポーネントを作成することができます。
  
-{{ wiki:luli.png |luli.png }}+  * Network components. 
 +  * Plug-in components (server addons). 
 +  * Wizard component. 
 +  * WMI components.
  
 +  * ネットワークコンポーネント
 +  * プラグインコンポーネント (サーバアドオン)
 +  * ウィザードコンポーネント
 +  * WMI コンポーネント
  
-その後、コンポーネントを設定するためのフィールドが表示されます。必要な設定を行った後、//作成(Create)// ボタンをクリックします。以下に WMI コンポーネント作成画面を示します。+To create a new network component, go to **Configuration**  →**Templates**  → **Remote components**. Go to the bottom of the page, select a network component within the drop-down menu (Network, Plugin, Wizard or WMI) and click on **Create**.
  
-{{ wiki:loli.png?800 }}+新たなネットワークコンポーネントを作成するには、**設定(Configuration)**  →**テンプレート(Templates)**  → **リモートコンポーネント(Remote components)** へ行きます。ページの下の方へ行き、プルダウンメニュー(ネットワーク、プラグイン、ウィザード、WMI)にてコンポーネントを選択し、**作成(Create)** をクリックします。
  
 +{{  :wiki:pfms-configuration-templates-remote_components-create_component.png?400  }}
  
-フィールドを設定するとき、モジュールの説明については、それぞれエージェントに適用する時に設定するように考えても良いでしょう。SNMP のコミュニティ、ユーザ名、パスワードのようないくつかのパラメータは、適用するエージェントのモジュールごとに異なります。正しく動作させるためには、個別に設定する必要があります。しかし対象のシステムに共通のポリシーがある場合は、ユーザ名、パスワードやその他設定を共通にすることができます。もちろん、定義せずに空白にすることも可能です。+Later, configure all component fields and click on **Create**. This is the WMI component creation screen.
  
-{{ wiki:nomo.png?800 }}+その後、コンポーネントのすべてのフィールドを設定し、**作成(Create)** をクリックします。以下に WMI コンポーネント作成画面を示します。
  
 +{{  :wiki:pfms-configuration-templates-remote_components-remote_component_management-create_wmi_component.png?600  }}
 +
 +フィールドを設定するとき、モジュールの説明については、それぞれエージェントに適用する時に設定するように考えても良いでしょう。SNMP のコミュニティ、ユーザ名、パスワードのようないくつかのパラメータは、適用するエージェントのモジュールごとに異なります。正しく動作させるためには、個別に設定する必要があります。しかし対象のシステムに共通のポリシーがある場合は、ユーザ名、パスワードやその他設定を共通にすることができます。もちろん、定義せずに空白にすることも可能です。
 +
 +{{  :wiki:pfms-configuration-templates-remote_components-remote_component_management-create_network_component.png?600  }}
  
 同様に、プラグインコンポーネントの場合は次のようになります。 同様に、プラグインコンポーネントの場合は次のようになります。
  
-{{ wiki:trio.png?800 }}+{{  :wiki:pfms-configuration-templates-remote_components-remote_component_management-create_plugin_component.png?600  }} 
 + 
 +In this case, similarly to creating a plugin module, when selecting a plugin in the interface, the fields defined in the plugin macros will appear.
  
 +この場合、プラグインモジュールの作成と同様に、インターフェイスでプラグインを選択すると、プラグインマクロで定義されたフィールドが表示されます。 
  
 ==== ローカルコンポーネント ==== ==== ローカルコンポーネント ====
-ローカルコンポーネントは、ソフトウエアエージェントに適用できます。エンタープライズ版の場合は、コンポーネントは自動的にそしてリモートから適用することができます。ポリリーに従って適用したり、エージェントリモート設定エディタにて手動にて行うことができます。Pandora FMS エンタープライズ版でリモートのソフトウエアエージェントにローカルコンポーネントを実装する方法については、ポリシーを参照してください。+ 
 +[[https://pandorafms.com/en/prices/?o=dwpfms|{{:wiki:icono-modulo-enterprise.png?23x23  |Enterprise version}}]]Local components are the ones that can be applied to software agents. If you have Pandora FMS Enterprise Version, these components can be applied automatically on agents through policies or manually (one by one) within the agent remote configuration editor. 
 + 
 +[[https://pandorafms.com/en/prices/?o=dwpfms|{{:wiki:icono-modulo-enterprise.png?23x23  |Enterprise 版}}]]ローカルコンポーネントは、ソフトウエアエージェントに適用できます。エンタープライズ版の場合は、コンポーネントは自動的にそしてリモートから適用することができます。ポリリーに従って適用したり、エージェントリモート設定エディタにて手動にて行うことができます。Pandora FMS Enterprise版でリモートのソフトウエアエージェントにローカルコンポーネントを実装する方法については、ポリシーを参照してください。 
 + 
 +<WRAP center round info 60%> Check the [[:en:documentation:05_big_environments:02_policy|policy section]] in order to know how to remotely apply a local component to a software agent in Pandora FMS Enterprise. </WRAP> 
 + 
 +<WRAP center round info 60%> Pandora FMS Enterprise でソフトウエアエージェントにローカルコンポーネントをリモートで適用する方法を知るには[[:ja:documentation:05_big_environments:02_policy|ポリシーの章]] を確認してください。</WRAP>
  
 ローカルコンポーネントは、Pandora FMS のオープンソース版でも利用可能です。エンタープライズ版との違いは、自動適用ができず手動で必要な設定を書く必要がある点のみです。エンタープライズ版の Pandora FMS には、カテゴリごとに分類された操作やポリシーを実装した多くのローカルモジュールがあります。 ローカルコンポーネントは、Pandora FMS のオープンソース版でも利用可能です。エンタープライズ版との違いは、自動適用ができず手動で必要な設定を書く必要がある点のみです。エンタープライズ版の Pandora FMS には、カテゴリごとに分類された操作やポリシーを実装した多くのローカルモジュールがあります。
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 ローカルコンポーネントは、ネットワークコンポーネントととても似た動作をします。'設定(Configuration) -> ローカルコンポーネント(Local components)' から管理ページへ行くことができます。 ローカルコンポーネントは、ネットワークコンポーネントととても似た動作をします。'設定(Configuration) -> ローカルコンポーネント(Local components)' から管理ページへ行くことができます。
  
-{{ wiki:hue.png }}+{{  :wiki:pfms-configuration-templates-local_components.png?750  }}
  
 この画面では、すでに定義済のローカルモジュールを表示しています。異なるパラメータ (グループ、OS、任意のテキスト文字列) でフィルタリングして表示したり、編集や新たなコンポーネントの作成ができます。 この画面では、すでに定義済のローカルモジュールを表示しています。異なるパラメータ (グループ、OS、任意のテキスト文字列) でフィルタリングして表示したり、編集や新たなコンポーネントの作成ができます。
行 110: 行 158:
 モジュールのプロパティを見るには、名前をクリックします。詳細のページへのリンクになっています。 モジュールのプロパティを見るには、名前をクリックします。詳細のページへのリンクになっています。
  
-{{ wiki:huen.png?800 }} +{{  :wiki:pfms-configuration-templates-local_components-local_components_management-busy_xml_threads.png?800  }}
-{{ wiki:local_component_form2.png?800 }} +
-{{ wiki:local_component_form3.png?800 }} +
-{{ wiki:local_component_form4.png?800 }}+
  
 見ての通り、ローカルコンポーネントの設定はとてもシンプルです。設定項目は次の通りです。 見ての通り、ローカルコンポーネントの設定はとてもシンプルです。設定項目は次の通りです。
  
-**名前(Name)**: コンポーネントの名前です。この名前は、エージェントにモジュールを作成したときに、コンポーネントの選択で表示されます。+  * **Name:**  Component name. This name will be visible when selecting the component to create an agent's module. 
 +  * **OS:**  Operating system the component is intended for. 
 +  * **Group:**  The group the module belongs to. It is quite useful to filter and assort by monitoring technologies. 
 +  * **Description:**  Module description. A default description, which can be modified, is already in there. 
 +  * **Configuration:**  The component's configuration like the module's configuration for software agents. For more examples or to get complementary information, check the Module definition section in [[:en:documentation:02_installation:04_configuration#module_definition|Configuration.]] 
 +  * **Warning Status:**  The interval in which the status changes to ''warning''. If the box **inverse interval** is checked, the status will change to ''warning''  if it is not within the range of the defined interval. 
 +  * **Critical Status:**  Interval where the status changes to critical state. If the box **inverse interval** is checked, the status will change to ''warning''  if it is not within range of the defined interval. 
 +  * **Warning Instructions:**  Instructions to follow if the status changed to ''warning''
 +  * **Critical Instructions:**  Instructions to follow if the state changed to critical. 
 +  * **Unknown Instructions:**  Instructions to follow if the state changed to unknown. 
 +  * **Category:**  If you need to group or categorize differently, you may define categories here. 
 +  * **Tags:**  You may assign tags here. 
 +  * **Macros:**  You may define macros within the execution module (''module_exec'') or plugin parameters. 
 + 
 +  * **名前(Name)**: コンポーネントの名前です。この名前は、エージェントにモジュールを作成したときに、コンポーネントの選択で表示されます。
   * **OS**: コンポーネントのオペレーティングシステムです。   * **OS**: コンポーネントのオペレーティングシステムです。
   * **グループ(Group)**: モジュールが所属するグループです。フィルタしたりソートするのに便利です。   * **グループ(Group)**: モジュールが所属するグループです。フィルタしたりソートするのに便利です。
   * **説明(Description)**: モジュールの説明です。デフォルトの説明は変更が可能です。   * **説明(Description)**: モジュールの説明です。デフォルトの説明は変更が可能です。
-  * **設定(Configuration)**: コンポーネントの設定です。ソフトウエアエージェントのモジュール設定と同様です。設定例やより詳細の情報は、**//設定//**の章の[[:ja:documentation:02_installation:04_configuration#Modules_definition|//**モジュール定義//**]] を参照してください。+  * **設定(Configuration)**: コンポーネントの設定です。ソフトウエアエージェントのモジュール設定と同様です。設定例やより詳細の情報は、[[:ja:documentation:02_installation:04_configuration#Modules_definition|モジュール定義]] を参照してください。 
 +  * **警告状態(Warning Status):** 状態が ''警告'' に変わる範囲。ボックス **条件の反転(inverse interval)** がチェックされている場合、定義された範囲にない場合、状態は ''警告'' に変わります。  
 +  * **障害状態(Critical Status):** 状態が ''障害'' に変わる範囲。ボックス **条件の反転(inverse interval)** がチェックされている場合、定義された範囲にない場合、状態は ''障害'' に変わります。  
 +  * **警告時手順(Warning Instructions):** 状態が ''警告'' になった場合の手順です。 
 +  * **障害時手順(Critical Instructions):** 状態が ''障害'' になった場合の手順です。 
 +  * **不明時手順(Unknown Instructions):**  状態が ''不明'' になった場合の手順です。 
 +  * **カテゴリ(Category):** 別の方法でグループ化または分類する必要がある場合は、ここでカテゴリを定義できます。 
 +  * **タグ(Tags):** ここでタグを定義できます。 
 +  * **マクロ(Macros):** 実行モジュール(''module_exec'')またはプラグインパラメーター内でマクロを定義できます。 
  
 === 新たなローカルコンポーネントの作成 === === 新たなローカルコンポーネントの作成 ===
-新たなローカルコンポーネントを作成するには、'設定(Configuration)' -> 'ローカルコンポーネント(Local components)' をクリックし、ページの右下にある//作成(Create)//ボタンをクリックします。 
  
-新たにローカルコンポーネントを作成するフォームが表示されます。+To create a new local component, click on **Configuration** → **Templates** → **Local components** and click **Create,** which is located at the right bottom of the page.
  
-{{ wiki:local_component_form3.png?800 }}+新たなローカルコンポーネントを作成するには、**設定(Configuration)** → **テンプレート(Templates)** → **ローカルコンポーネント(Local components)** をクリックし、ページの右下にある **作成(Create)** をクリックします。
  
 +A page containing the form for creating new local components will be displayed. Fill out the form with the information given above and click **Create **to save.
  
-前述の情報をフォームに入力し、作成ボタンをクリックします。+新たにローカルコンポーネントを作成するフォームが表示されます。前述の情報をフォームに入力し、**作成(Create)** をクリックします。
  
 === ローカル実行マクロ === === ローカル実行マクロ ===
-Pandora FMS バージョン 5.0 以降では、ローカルコンポーネントにマクロを定義することができます。マクロは、module_exec パラメータに設定し、_field1_ , _field2_ ... _fieldN_ という構造です。+ 
 +From Pandora FMS versions 5 onwards, it is possible to define macros within local components. These macros are used in the **module_exec** parameter. They follow the structure of ''_field1_'' , ''_field2_'' … ''_fieldN_''
 + 
 +Pandora FMS バージョン 5.0 以降では、ローカルコンポーネントにマクロを定義することができます。マクロは、 **module_exec** パラメータに設定し、''_field1_'' ''_field2_'' … ''_fieldN_'' という構造です。
  
 モジュールの編集フォームでは、マクロはユーザにとって透過的な通常のフィールドとして表示されます。 モジュールの編集フォームでは、マクロはユーザにとって透過的な通常のフィールドとして表示されます。
  
-それぞれのマクロには、説明(Description)、デフォルト値(Default value)、ヘルプ(Help)の 3つのフィールドがあります。+Each macro has three fields: **Description**, **Default value** and **Help**. 
 + 
 +それぞれのマクロには、**説明(Description)****デフォルト値(Default value)****ヘルプ(Help)** の 3つのフィールドがあります。
  
   * 説明(Description): モジュールフォームのフィールドに近いラベル。   * 説明(Description): モジュールフォームのフィールドに近いラベル。
行 144: 行 216:
   * ヘルプ(help): フィールドの追加情報に追加される文字列。設定すると、その文字列がフィールドの近くに表示されます。   * ヘルプ(help): フィールドの追加情報に追加される文字列。設定すると、その文字列がフィールドの近くに表示されます。
  
-{{ wiki:local_components_macros.png?800 }}+{{  :wiki:local_components_macros.png?800  }}
  
 モジュールコンポーネントにマクロが含まれている場合、デフォルトで表示を簡素化するために、構成データは非表示のままになります。 モジュールコンポーネントにマクロが含まれている場合、デフォルトで表示を簡素化するために、構成データは非表示のままになります。
行 670: 行 742:
 コンポーネントのソートや分類をするために、コンポーネントグループがあります。コンポーネントは、作成時のグループに属します。 コンポーネントのソートや分類をするために、コンポーネントグループがあります。コンポーネントは、作成時のグループに属します。
  
-定義済みのコンポーネントグループを見るには、//リソース(Resources) -> コンポーネントグループ(Component Groups)// をクリックします。+In order to see the existing component groups, go to **Resources** → **Component groups**:
  
-{{ wiki:pla9.png }}+定義済みのコンポーネントグループを見るには、**リソース(Resources)** → **コンポーネントグループ(Component Groups)** へ行きます。 
 + 
 +{{  :wiki:pla9.png  }}
  
 定義済みのグループとその説明が表示されます。 定義済みのグループとその説明が表示されます。
  
-{{ wiki:pla10.png?800 }}+{{  :wiki:pfms-module_management-component_group_management.png?600x600  }}
  
-グループの名前をクリックするとその詳細を見ることができます。削除するには、右側の アイコンをクリックします。新たに作成する場合は、下にある作成(Create)ボタンをクリックします。+You may view the details on the groups by clicking on their name, delete them by clicking on the trash icon at the right side, on the **Action** column, or create new ones by clicking **Create** at the bottom. you may also select several of them by their respective selection checkbox and clicking **Delete**. 
 + 
 +グループの名前をクリックするとその詳細を見ることができます。削除するには、右側のごみ箱アイコンをクリックします。新たに作成する場合は、**作成(Create)** ボタンをクリックします。それぞれの選択チェックボックスで複数選択して、**削除(Delete)** することもできます。 
  
 新たなコンポーネントグループを作成したい場合は、作成(Create)ボタンをクリックし、フォームに入力します。 新たなコンポーネントグループを作成したい場合は、作成(Create)ボタンをクリックし、フォームに入力します。
  
-{{ wiki:pla11.png?800 }}+{{  :wiki:pfms-module_management-component_group_management-create.png?600x300  }} 
 + 
 +Just provide a name for the group and determine whether it has a parent among the existing groups or not. Then click on **Create** once you are done.
  
-グループの名前を入力し、既存のグループと親子関係があればそれの選択をするだけです。あとは、作成(Create)ボタンをクリックします。+グループの名前を入力し、既存のグループと親子関係があればそれの選択をするだけです。あとは、 **作成(Create)** ボタンをクリックします。
  
 これにより、新たなコンポーネントを、作成したコンポーネントグループに追加することができます。 これにより、新たなコンポーネントを、作成したコンポーネントグループに追加することができます。