ja:documentation:04_using:03_templates_and_components

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン 前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
最新のリビジョン両方とも次のリビジョン
ja:documentation:04_using:03_templates_and_components [2021/07/21 22:59] – [SNMP プラグイン実行] junichija:documentation:04_using:03_templates_and_components [2023/04/24 07:31] – [ローカルコンポーネント] junichi
行 7: 行 7:
  
 ==== 概要 ==== ==== 概要 ====
-Pandora FMS は全てのチェックをモジュールを通して行います。これらは、Pandora FMS が処理できる異なるデータタイプごとに異なります。Pandora FMS のデフォルトのモジュールリストは、'リソース(Resources)' -> 'モジュールタイプ(Module Types)' から参照できます。 
  
-{{ wiki:julia1.png }} +Pandora FMS performs all checks through modules allowing you to process different data types depending on the element to be monitored. The full default module list for Pandora FMS can be checked by clicking on **Resources** > **Module Types**.
  
 +Pandora FMS は全てのチェックをモジュールを通して行います。これらは、Pandora FMS が処理できる異なるデータタイプごとに異なります。Pandora FMS のデフォルトのモジュールリストは、**リソース(Resources)** > **モジュールタイプ(Module Types)** から参照できます。
  
-このメニューをクリックすると、Pandora FMS ウェブコンソールの右側に存在するモジュールが表示されます。+{{  :wiki:pfms-resources-module_types.png?600  }}
  
-{{ wiki:julia3.png?800 }}+There are different module types in Pandora FMS:
  
-見ての通りさまざまなモジュールのタイプとグループがあります。+Pandora FMS にはモジュールのタイプとグループがあります。
  
   * **async**: 非同期データ   * **async**: 非同期データ
行 34: 行 34:
   * **inc_abs**: 絶対インクリメンタルデータ。前回からの増分の値を示します。   * **inc_abs**: 絶対インクリメンタルデータ。前回からの増分の値を示します。
  
-=== コンポーネントとは ===+=== コンポーネント === 
 + 
 +**//What is a component?// ** 
 + 
 +**//コンポーネントとは?// ** 
 コンポーネントは、エージェントに繰り返し適用することができる "一般的なモジュール" です。エージェントに関連付けるモジュールの "コピー元" になります。最も良く利用するコンポーネントを構成するデータベースと考えることができます。普段利用するコンポーネントを定義することにより、モニタリングの設定が簡単になります。新たなエージェントには、これらのコンポーネントを適用すれば良いのです。 コンポーネントは、エージェントに繰り返し適用することができる "一般的なモジュール" です。エージェントに関連付けるモジュールの "コピー元" になります。最も良く利用するコンポーネントを構成するデータベースと考えることができます。普段利用するコンポーネントを定義することにより、モニタリングの設定が簡単になります。新たなエージェントには、これらのコンポーネントを適用すれば良いのです。
  
行 41: 行 46:
  
  
-=== テンプレートコンポーネントとは ===+=== コンポーネントテンプレート === 
 + 
 +//**コンポーネントテンプレートとは?** // 
 Pandora FMS では、複数のネットワークコンポーネントをエージェントに直接適用できるように、ネットワークコンポーネントを "テンプレート" にグループ化することができます。 Pandora FMS では、複数のネットワークコンポーネントをエージェントに直接適用できるように、ネットワークコンポーネントを "テンプレート" にグループ化することができます。
 テンプレートに関連付けられたネットワークコンポーネントを通して複数のモジュールを同時に作成できるので、監視設定の展開が容易になります。 テンプレートに関連付けられたネットワークコンポーネントを通して複数のモジュールを同時に作成できるので、監視設定の展開が容易になります。
  
-自動検出サーバは、テンプレートに関連付けられたネットワークコンポーネントを検出したホストに適用し、指定されたモジュールを自動的に追加し、非常に高速かつ自動の監視設定の展開ができます。+[[:ja:documentation:01_understanding:02_architecture#自動検出_recognition_サーバ|自動検出サーバ]]は、テンプレートに関連付けられたネットワークコンポーネントを検出したホストに適用し、指定されたモジュールを自動的に追加し、非常に高速かつ自動の監視設定の展開ができます。
  
 ==== ネットワークコンポーネント ==== ==== ネットワークコンポーネント ====
 前述の通り、ネットワークコンポーネントはリモートネットワークチェックを行うためのエレメントです。Pandora FMS では、約 40 の定義済みのネットワークチェックがあります。エンタープライズ版では、400 以上あります。 前述の通り、ネットワークコンポーネントはリモートネットワークチェックを行うためのエレメントです。Pandora FMS では、約 40 の定義済みのネットワークチェックがあります。エンタープライズ版では、400 以上あります。
  
-Pandora FMS のネットワークコンポーネントの確認および作成は、'設定(Configuration)' -> 'ネットワークコンポーネント(Network components)' をクリックし、管理ページから行えます。+Pandora FMS network components can be created and viewed on their management page by clicking on **Configuration** → **Templates** → **Remote Components**.
  
-{{ wiki:lulu.png }} +Pandora FMS のネットワークコンポーネントの確認および作成は、**設定(Configuration)** → **テンプレート(Templates)** → **リモートコンポーネント(Remote components)** から行えます。 
 + 
 +{{  :wiki:pfms-configuration-templates-remote_components.png  }}
  
  
 ここでは、定義済のコンポーネントの検索 (グループや任意の文字での検索によるフィルタが可能です)、設定詳細の確認、修正、新規コンポーネントの作成ができます。 ここでは、定義済のコンポーネントの検索 (グループや任意の文字での検索によるフィルタが可能です)、設定詳細の確認、修正、新規コンポーネントの作成ができます。
  
-モジュールのプロパティを参照するには名前をクリックしてください。詳細ページへのリンクになっています。+To see the properties of any module, click on its name. It will take you to the editing page, for instance all the Host Alive network component details:
  
-{{ wiki:nc_form2.png?850 }}+モジュールのプロパティを参照するには名前をクリックします。たとえば、すべての Host Alive ネットワークコンポーネントの詳細などの編集ページに移動します。 
  
 +{{  :wiki:pfms-configuration-templates-remote_components_management-host_alive.png?700x1400  }}
  
-図に示しているのは、ネットワークコンポーネント 'Host Alive' の詳細です。+When applied to a module, this one will obtain the network component details, except for the IP address field, where the main agent IP address will automatically be adjusted. All parameters can be edited afterwards (for example: changing WMI module user/password).
  
-モジュールに適用すると、IP アドレスフィールドを除、ネットワークコンポーネントの詳細が反映されます。IP アドレスについては、エージェントのメインのアドレスが自動的に設定されま。全てのパラメータは (例WMI モジュールのユーザ名、パスワードなどあとから編集可能です+モジュールに適用すると、自動的に調整されるメインのエージェント IP アドレスフィールドを除いて、ネットワークコンポーネントの詳細が反映されます。すてのパラメータ後で編集できます(例WMI モジュールのユーザ/パスワードの変更)。 
  
 +{{  :wiki:nc_form2.png?850  }}
 +
 +<WRAP center round info 60%>\\
 +If any template is modified, its new values will only be applied to the modules created from that moment on, **not to the the ones already created.** \\
 +</WRAP>
 +
 +<WRAP center round info 60%>\\
 テンプレートを編集すると、**その時以降に行うモジュールへの適用に反映されます。すでにモジュールに適用されているものは変更されません。** テンプレートを編集すると、**その時以降に行うモジュールへの適用に反映されます。すでにモジュールに適用されているものは変更されません。**
 +\\
 +</WRAP>
 +
 +To modify component values, click on the name of one them and modify the desired values in the editing page, e.g. the interval. Once updated, click **Update** at the bottom of the page to save the changes.
 +
 +実行間隔など、コンポーネントの値は、その名前をクリックし変更したい値を編集することにより可能です。変更したら、画面下の **更新(Update)** ボタンをクリックします。変更が反映され、以降はその内容でエージェントに適用できるようになります。
 +
 +{{  :wiki:pfms-configuration-templates-remote_components-remote_component_management.png?600  }}
 +
 +From that moment on, the new component configuration will be applied to the agents where said module is added.
  
-実行間隔など、コンポーネントの値は、その名前をクリックし変更したい値を編集することにより可能です。変更したら、画面下の 更新(Update) ボタンをクリックします。変更反映され、以降はその内容でエージェントに適用できるようになります。+その時点から新しいコンポーネント設定が、そのモジュール追加されエージェントに適用されます。 
  
 === 新たなネットワークコンポーネントの作成 === === 新たなネットワークコンポーネントの作成 ===
-3つのタイプのネットワークコンポーネントを作成することができます。 
  
-  * ネットワーク +You may create four types of network components:
-  * プラグイン (サーバアドオン) +
-  * WMI+
  
-新たなネットワークコンポーネントを作成するには、ネットワークコンポーネント管理のページ //システム管理(Administration) -> モジュール管理(Manage modules) -> コンポーネント管理(Network components)// へ行きます。ページの下の方へ行き、プルダウンメニューにて 3つのタイプ (WMI、ネットワーク、プラグイン) のネットワークコンポーネントの中から一つ選択します。そして、//作成(Create)// ボタンをクリックします。+4つのタイプのネットワークコンポーネントを作成することができます。
  
-{{ wiki:luli.png |luli.png }}+  * Network components. 
 +  * Plug-in components (server addons). 
 +  * Wizard component. 
 +  * WMI components.
  
 +  * ネットワークコンポーネント
 +  * プラグインコンポーネント (サーバアドオン)
 +  * ウィザードコンポーネント
 +  * WMI コンポーネント
  
-その後、コンポーネントを設定するためのフィールドが表示されます。必要な設定を行った後、//作成(Create)// ボタンをクリックします。以下に WMI コンポーネント作成画面を示します。+To create a new network component, go to **Configuration**  →**Templates**  → **Remote components**. Go to the bottom of the page, select a network component within the drop-down menu (Network, Plugin, Wizard or WMI) and click on **Create**.
  
-{{ wiki:loli.png?800 }}+新たなネットワークコンポーネントを作成するには、**設定(Configuration)**  →**テンプレート(Templates)**  → **リモートコンポーネント(Remote components)** へ行きます。ページの下の方へ行き、プルダウンメニュー(ネットワーク、プラグイン、ウィザード、WMI)にてコンポーネントを選択し、**作成(Create)** をクリックします。
  
 +{{  :wiki:pfms-configuration-templates-remote_components-create_component.png?400  }}
  
-フィールドを設定するとき、モジュールの説明については、それぞれエージェントに適用する時に設定するように考えても良いでしょう。SNMP のコミュニティ、ユーザ名、パスワードのようないくつかのパラメータは、適用するエージェントのモジュールごとに異なります。正しく動作させるためには、個別に設定する必要があります。しかし対象のシステムに共通のポリシーがある場合は、ユーザ名、パスワードやその他設定を共通にすることができます。もちろん、定義せずに空白にすることも可能です。+Later, configure all component fields and click on **Create**. This is the WMI component creation screen.
  
-{{ wiki:nomo.png?800 }}+その後、コンポーネントのすべてのフィールドを設定し、**作成(Create)** をクリックします。以下に WMI コンポーネント作成画面を示します。
  
 +{{  :wiki:pfms-configuration-templates-remote_components-remote_component_management-create_wmi_component.png?600  }}
 +
 +フィールドを設定するとき、モジュールの説明については、それぞれエージェントに適用する時に設定するように考えても良いでしょう。SNMP のコミュニティ、ユーザ名、パスワードのようないくつかのパラメータは、適用するエージェントのモジュールごとに異なります。正しく動作させるためには、個別に設定する必要があります。しかし対象のシステムに共通のポリシーがある場合は、ユーザ名、パスワードやその他設定を共通にすることができます。もちろん、定義せずに空白にすることも可能です。
 +
 +{{  :wiki:pfms-configuration-templates-remote_components-remote_component_management-create_network_component.png?600  }}
  
 同様に、プラグインコンポーネントの場合は次のようになります。 同様に、プラグインコンポーネントの場合は次のようになります。
  
-{{ wiki:trio.png?800 }}+{{  :wiki:pfms-configuration-templates-remote_components-remote_component_management-create_plugin_component.png?600  }}
  
 +In this case, similarly to creating a plugin module, when selecting a plugin in the interface, the fields defined in the plugin macros will appear.
 +
 +この場合、プラグインモジュールの作成と同様に、インターフェイスでプラグインを選択すると、プラグインマクロで定義されたフィールドが表示されます。 
  
 ==== ローカルコンポーネント ==== ==== ローカルコンポーネント ====
-ローカルコンポーネントは、ソフトウエアエージェントに適用できます。エンタープライズ版の場合は、コンポーネントは自動的にそしてリモートから適用することができます。ポリリーに従って適用したり、エージェントリモート設定エディタにて手動にて行うことができます。Pandora FMS エンタープライズ版でリモートのソフトウエアエージェントにローカルコンポーネントを実装する方法については、ポリシーを参照してください。+ 
 +[[https://pandorafms.com/en/prices/?o=dwpfms|{{:wiki:icono-modulo-enterprise.png?23x23  |Enterprise version}}]]Local components are the ones that can be applied to software agents. If you have Pandora FMS Enterprise Version, these components can be applied automatically on agents through policies or manually (one by one) within the agent remote configuration editor. 
 + 
 +[[https://pandorafms.com/en/prices/?o=dwpfms|{{:wiki:icono-modulo-enterprise.png?23x23  |Enterprise 版}}]]ローカルコンポーネントは、ソフトウエアエージェントに適用できます。エンタープライズ版の場合は、コンポーネントは自動的にそしてリモートから適用することができます。ポリリーに従って適用したり、エージェントリモート設定エディタにて手動にて行うことができます。Pandora FMS Enterprise版でリモートのソフトウエアエージェントにローカルコンポーネントを実装する方法については、ポリシーを参照してください。 
 + 
 +<WRAP center round info 60%> Check the [[:en:documentation:05_big_environments:02_policy|policy section]] in order to know how to remotely apply a local component to a software agent in Pandora FMS Enterprise. </WRAP> 
 + 
 +<WRAP center round info 60%> Pandora FMS Enterprise でソフトウエアエージェントにローカルコンポーネントをリモートで適用する方法を知るには[[:ja:documentation:05_big_environments:02_policy|ポリシーの章]] を確認してください。</WRAP>
  
 ローカルコンポーネントは、Pandora FMS のオープンソース版でも利用可能です。エンタープライズ版との違いは、自動適用ができず手動で必要な設定を書く必要がある点のみです。エンタープライズ版の Pandora FMS には、カテゴリごとに分類された操作やポリシーを実装した多くのローカルモジュールがあります。 ローカルコンポーネントは、Pandora FMS のオープンソース版でも利用可能です。エンタープライズ版との違いは、自動適用ができず手動で必要な設定を書く必要がある点のみです。エンタープライズ版の Pandora FMS には、カテゴリごとに分類された操作やポリシーを実装した多くのローカルモジュールがあります。
行 104: 行 152:
 ローカルコンポーネントは、ネットワークコンポーネントととても似た動作をします。'設定(Configuration) -> ローカルコンポーネント(Local components)' から管理ページへ行くことができます。 ローカルコンポーネントは、ネットワークコンポーネントととても似た動作をします。'設定(Configuration) -> ローカルコンポーネント(Local components)' から管理ページへ行くことができます。
  
-{{ wiki:hue.png }}+{{  :wiki:pfms-configuration-templates-local_components.png?750  }}
  
 この画面では、すでに定義済のローカルモジュールを表示しています。異なるパラメータ (グループ、OS、任意のテキスト文字列) でフィルタリングして表示したり、編集や新たなコンポーネントの作成ができます。 この画面では、すでに定義済のローカルモジュールを表示しています。異なるパラメータ (グループ、OS、任意のテキスト文字列) でフィルタリングして表示したり、編集や新たなコンポーネントの作成ができます。
行 110: 行 158:
 モジュールのプロパティを見るには、名前をクリックします。詳細のページへのリンクになっています。 モジュールのプロパティを見るには、名前をクリックします。詳細のページへのリンクになっています。
  
-{{ wiki:huen.png?800 }} +{{  :wiki:pfms-configuration-templates-local_components-local_components_management-busy_xml_threads.png?800  }}
-{{ wiki:local_component_form2.png?800 }} +
-{{ wiki:local_component_form3.png?800 }} +
-{{ wiki:local_component_form4.png?800 }}+
  
 見ての通り、ローカルコンポーネントの設定はとてもシンプルです。設定項目は次の通りです。 見ての通り、ローカルコンポーネントの設定はとてもシンプルです。設定項目は次の通りです。
  
-**名前(Name)**: コンポーネントの名前です。この名前は、エージェントにモジュールを作成したときに、コンポーネントの選択で表示されます。+  * **Name:**  Component name. This name will be visible when selecting the component to create an agent's module. 
 +  * **OS:**  Operating system the component is intended for. 
 +  * **Group:**  The group the module belongs to. It is quite useful to filter and assort by monitoring technologies. 
 +  * **Description:**  Module description. A default description, which can be modified, is already in there. 
 +  * **Configuration:**  The component's configuration like the module's configuration for software agents. For more examples or to get complementary information, check the Module definition section in [[:en:documentation:02_installation:04_configuration#module_definition|Configuration.]] 
 +  * **Warning Status:**  The interval in which the status changes to ''warning''. If the box **inverse interval** is checked, the status will change to ''warning''  if it is not within the range of the defined interval. 
 +  * **Critical Status:**  Interval where the status changes to critical state. If the box **inverse interval** is checked, the status will change to ''warning''  if it is not within range of the defined interval. 
 +  * **Warning Instructions:**  Instructions to follow if the status changed to ''warning''
 +  * **Critical Instructions:**  Instructions to follow if the state changed to critical. 
 +  * **Unknown Instructions:**  Instructions to follow if the state changed to unknown. 
 +  * **Category:**  If you need to group or categorize differently, you may define categories here. 
 +  * **Tags:**  You may assign tags here. 
 +  * **Macros:**  You may define macros within the execution module (''module_exec'') or plugin parameters. 
 + 
 +  * **名前(Name)**: コンポーネントの名前です。この名前は、エージェントにモジュールを作成したときに、コンポーネントの選択で表示されます。
   * **OS**: コンポーネントのオペレーティングシステムです。   * **OS**: コンポーネントのオペレーティングシステムです。
   * **グループ(Group)**: モジュールが所属するグループです。フィルタしたりソートするのに便利です。   * **グループ(Group)**: モジュールが所属するグループです。フィルタしたりソートするのに便利です。
   * **説明(Description)**: モジュールの説明です。デフォルトの説明は変更が可能です。   * **説明(Description)**: モジュールの説明です。デフォルトの説明は変更が可能です。
-  * **設定(Configuration)**: コンポーネントの設定です。ソフトウエアエージェントのモジュール設定と同様です。設定例やより詳細の情報は、**//設定//**の章の[[:ja:documentation:02_installation:04_configuration#Modules_definition|//**モジュール定義//**]] を参照してください。+  * **設定(Configuration)**: コンポーネントの設定です。ソフトウエアエージェントのモジュール設定と同様です。設定例やより詳細の情報は、[[:ja:documentation:02_installation:04_configuration#Modules_definition|モジュール定義]] を参照してください。 
 +  * **警告状態(Warning Status):** 状態が ''警告'' に変わる範囲。ボックス **条件の反転(inverse interval)** がチェックされている場合、定義された範囲にない場合、状態は ''警告'' に変わります。  
 +  * **障害状態(Critical Status):** 状態が ''障害'' に変わる範囲。ボックス **条件の反転(inverse interval)** がチェックされている場合、定義された範囲にない場合、状態は ''障害'' に変わります。  
 +  * **警告時手順(Warning Instructions):** 状態が ''警告'' になった場合の手順です。 
 +  * **障害時手順(Critical Instructions):** 状態が ''障害'' になった場合の手順です。 
 +  * **不明時手順(Unknown Instructions):**  状態が ''不明'' になった場合の手順です。 
 +  * **カテゴリ(Category):** 別の方法でグループ化または分類する必要がある場合は、ここでカテゴリを定義できます。 
 +  * **タグ(Tags):** ここでタグを定義できます。 
 +  * **マクロ(Macros):** 実行モジュール(''module_exec'')またはプラグインパラメーター内でマクロを定義できます。 
  
 === 新たなローカルコンポーネントの作成 === === 新たなローカルコンポーネントの作成 ===
-新たなローカルコンポーネントを作成するには、'設定(Configuration)' -> 'ローカルコンポーネント(Local components)' をクリックし、ページの右下にある//作成(Create)//ボタンをクリックします。 
  
-新たにローカルコンポーネントを作成するフォームが表示されます。+To create a new local component, click on **Configuration** → **Templates** → **Local components** and click **Create,** which is located at the right bottom of the page.
  
-{{ wiki:local_component_form3.png?800 }}+新たなローカルコンポーネントを作成するには、**設定(Configuration)** → **テンプレート(Templates)** → **ローカルコンポーネント(Local components)** をクリックし、ページの右下にある **作成(Create)** をクリックします。
  
 +A page containing the form for creating new local components will be displayed. Fill out the form with the information given above and click **Create **to save.
  
-前述の情報をフォームに入力し、作成ボタンをクリックします。+新たにローカルコンポーネントを作成するフォームが表示されます。前述の情報をフォームに入力し、**作成(Create)** をクリックします。
  
 === ローカル実行マクロ === === ローカル実行マクロ ===
-Pandora FMS バージョン 5.0 以降では、ローカルコンポーネントにマクロを定義することができます。マクロは、module_exec パラメータに設定し、_field1_ , _field2_ ... _fieldN_ という構造です。+ 
 +From Pandora FMS versions 5 onwards, it is possible to define macros within local components. These macros are used in the **module_exec** parameter. They follow the structure of ''_field1_'' , ''_field2_'' … ''_fieldN_''
 + 
 +Pandora FMS バージョン 5.0 以降では、ローカルコンポーネントにマクロを定義することができます。マクロは、 **module_exec** パラメータに設定し、''_field1_'' ''_field2_'' … ''_fieldN_'' という構造です。
  
 モジュールの編集フォームでは、マクロはユーザにとって透過的な通常のフィールドとして表示されます。 モジュールの編集フォームでは、マクロはユーザにとって透過的な通常のフィールドとして表示されます。
  
-それぞれのマクロには、説明(Description)、デフォルト値(Default value)、ヘルプ(Help)の 3つのフィールドがあります。+Each macro has three fields: **Description**, **Default value** and **Help**. 
 + 
 +それぞれのマクロには、**説明(Description)****デフォルト値(Default value)****ヘルプ(Help)** の 3つのフィールドがあります。
  
   * 説明(Description): モジュールフォームのフィールドに近いラベル。   * 説明(Description): モジュールフォームのフィールドに近いラベル。
行 144: 行 216:
   * ヘルプ(help): フィールドの追加情報に追加される文字列。設定すると、その文字列がフィールドの近くに表示されます。   * ヘルプ(help): フィールドの追加情報に追加される文字列。設定すると、その文字列がフィールドの近くに表示されます。
  
-{{ wiki:local_components_macros.png?800 }}+{{  :wiki:local_components_macros.png?800  }}
  
 モジュールコンポーネントにマクロが含まれている場合、デフォルトで表示を簡素化するために、構成データは非表示のままになります。 モジュールコンポーネントにマクロが含まれている場合、デフォルトで表示を簡素化するために、構成データは非表示のままになります。
行 428: 行 500:
  
 **サーバプラグイン(Server plugin)** **サーバプラグイン(Server plugin)**
 +
 +{{  :wiki:pfms-configuration-templates-remote_components-create_new_wizard-module_protocol-snmp-execute_plugin-types.png?500x450  }}
  
 このドロップダウンから、以前に Pandora FMS コンソールに登録されたプラグインを指定することができます。これは、コンポーネントによって生成された各モジュールでプラグインサーバによって使用されます。プラグインを選択すると、フォームで特定のフィールドが同時に表示されます。 このドロップダウンから、以前に Pandora FMS コンソールに登録されたプラグインを指定することができます。これは、コンポーネントによって生成された各モジュールでプラグインサーバによって使用されます。プラグインを選択すると、フォームで特定のフィールドが同時に表示されます。
行 440: 行 514:
 </code> </code>
  
-{{ wiki:IMG4_wizard_components.png }}+{{  :wiki:img4_wizard_components.png  }}
  
  
行 455: 行 529:
     * **//_priv_pass_//**: SNMP ウィザードで使われる SNMPv3 暗号化パスワード。     * **//_priv_pass_//**: SNMP ウィザードで使われる SNMPv3 暗号化パスワード。
  
 +=== WMI ウィザード ===
  
 +{{  :wiki:pfms-configuration-templates-remote_components-create_new_wizard-module_protocol-wmi.png?600x800  }}
  
-WMI ウィザードのコンポーの特定フィルドは次の通りです。+== ク WMI 実行 ==
  
-  * **WMI クラス(WMI class)**: コンポーネントによって生成されたモジュールのクエリで使用される WMI クラスです。 たとえば、//Win32_LogicalDisk// です。+When the type of execution is **Network:**
  
-これは、//_class_wmi_//ロを通して、他フィールドで利用きます。+実行タイプが **ネットワー(Network)** 場合は次の通りです。
  
-  * **クエリキーフィールド(Query key field)** (//_field_wmi_0_//): 生成されたモジュールで使用される WMI クエリで取得されるキーフィールドの名前です。+ ​​​​**WMI class**
  
-一般に、WMI クラスにはキーフィールドがあり、設定されているかどうかに関係なく、常にクエリで返されます。これは、それに指定するフィールドです。 たとえば、//Win32_Processor// クラスのキーフィールドは //DeviceID// になります。+**WMI クラス**
  
-このフィールドの名前は、//_field_wmi_0_// マクロを介して他のフォームで利用でき、フィールドが WMI クエリの各レコードに対して持つ値は、フィールドの同じ名前のマクロ(//_フィールド名_//)を介して取得できます。 これらの //_フィールド名_// マクロは、とりわけ、コンポーネントフィールド **モジュール名** および **説明** で利用して、名前と説明を動的に生成できます。 たとえば、//DeviceID// フィールドの場合、値を含むマクロは //_DeviceID_// になります。+It allows to specify the WMI class to check. WMI classes are predefined and included in each namespace from Windows Management Instrumentation® (WMIcore.
  
-  * **追加フィールドエリ(Query extra fields)** → //_field_wmi_N_//: このフィールドでは、生成されたモジュールで使用される WMI クエリ使用る追加フィールドの名前を指定します。+チェッる WMI クラスを指定きま。 WMI クラスは事前定義されており、WindowsManagementInstrumentation®(WMI)コア名前空間に含まれています。 
  
-これらのフィールドの名前は、//_field_wmi_N_// マクロを介してフォームの他のフィールドで利用でき、WMI クエリの各レコードに対してフィールドが持つ値は、フィールドの同じ名前のマクロ(//_フィールド名_//)を介して利用できます。 これらの //_フィールド名_ //マクロは、とりわけ、コンポーネントのフィールド **モジュール名** および **説明** で利用して、名前と説明を動的に生成できます。 たとえば、FreeSpace フィールドの場合、値を持つマクロは //_FreeSpace_// になります。+**Query key field** ( ''_field_wmi_0_'' )
  
-  * **クエリフィル(Query filters)** → スキャン(Scan): ここには、スキャンで起動する WMI クエリの条件を指定します。これにより、1つ以上のレコードを取得できます。 たとえば、//DriveType = 3// です。+**クエリキーフィ(Query key field)** ( ''_field_wmi_0_'' )
  
-WMI ウィザードコンポーネントでは、WMI スキャンクエリによって返されるレコードごとに異なるモジュールが生成されます。これまでに示した例に基づいて、Windows コンピューターのドライブの空き領域を取得するスキャンクエリは次のようになります。+**Query extra fields** ( ''_field_wmi_1_'' )
  
-  SELECT DeviceID, FreeSpace FROM Win32_LogicalDisk WHERE DriveType = 3+**追加フィールドクエリ(Query extra fields)** ( ''_field_wmi_1_''
  
 +**Query filters** → Execution:
  
-{{ wiki:IMG5_wizard_components.png }}+**クエリフィルタ(Query filters)** → 実行(Execution)
  
 +This space allows indicating the conditions for the WMI query launched by each module generated by the component. It accepts the use of macros with the names of the query felds (''_FIELDNAME_'') to obtain the value of each field log. For instance:
  
-実行タイプが **ーク(Network)** 場合は次通りです。+これにより、コンポーによって生成された各モジュルによって起動された WMI エリの条件を示すことができます。 各フィールドログの値を取得するために、クエリフィールド (''_FIELDNAME_'') の名前を持つマクロ使用がきます。 
 +例:
  
-  * **クエリフィルタ(Query filters)** → 実行(Execution): ここでは、コンポーネントによって生成された各モジュールによって起動された WMI クエリの条件を指定することができます。+<code>DriveType = 3 AND DeviceID = '_DeviceID_'
 +</code>
  
-フィールドの各レコードの値を取得するために、クエリのフィールド名を持つマクロ(//_フィールド名_//)を利用できます。 たとえば、//DriveType// = 3 AND DeviceID = '_DeviceID_**のようになります。**+The query is the final execution of a module generated by the component to obtain the free space of the ''C:'' disk unit is:
  
-これまでに示した例に基づいて、ドライブ //C:// の空き領域を取得するコンポーネントによって生成されたモジュールの最終的な実行クエリは、次のようになります。+以下のクエリはC: ドライブの空き領域を取得取得します。 
  
-     SELECT DeviceID, FreeSpace FROM Win32_LogicalDisk WHERE DriveType = 3 AND DeviceID = 'C:' +<code>SELECT DeviceID, FreeSpace FROM Win32_LogicalDisk WHERE DriveType = 3 AND DeviceID = 'C:'
  
-  * **フィールド値(Field value)**: モジュール値を取得する WMI クエリのフィールドの番号を示します。フィールド 0 はそのクラスのキーフィールドであり、フィールド 1 以上はそれらのクラスの追加フィールドです。+</code>
  
-これまでに示した例に基づいて、ディスクの空き容量の値はフィールド 1 (//FreeSpace//)から取得します。+**Field value**
  
-  * **キー文字列(Key string)**//フィールド値// に示されているフィールドの値がこのフィールドに示されているテキスト文字列と一致するかどうかによって、モジュール値をブール値(1 または 0)に変換できます。+**フィールド値(Field value)** 
 + 
 +Indicate the number of the field of the WMI query from which you want to obtain the module value. Field 0 is the key field of its class and fields 1, and higher, the additional ones of their class. 
 + 
 +モジュール値を取得する WMI クエリのフィールドの番号を示します。フィールド 0 はそのクラスのキーフィールドであり、フィールド 1 以上はそれらのクラスの追加フィールドです。 
 + 
 +**Key string** 
 + 
 +**キー文字列(Key string)** 
 + 
 +It will allow to convert the module value into boolean (1 or 0) depending on whether the value of the field indicated in //Field value// matches the text string indicated in this field. 
 + 
 +//フィールド値// に示されているフィールドの値がこのフィールドに示されているテキスト文字列と一致するかどうかによって、モジュール値をブール値(1 または 0)に変換できます。 
 + 
 +<WRAP center round important 60%> The Key string option will not be taken into account when the wizard is launched from a Satellite Server by **exec server** </WRAP>
  
 <WRAP center round important 60%> <WRAP center round important 60%>
行 503: 行 597:
 </WRAP> </WRAP>
  
-{{ wiki:IMG6_wizard_components.png }}+{{  :wiki:img6_wizard_components.png  }} 
 + 
 +== WMI プラグイン実行 == 
 + 
 +{{  :wiki:pfms-configuration-templates-remote_components-create_new_wizard-module_protocol-wmi-execute-plugin.png?700x500  }} 
 + 
 +When there is a **plugin** execution:
  
 実行タイプが **プラグイン(Plugin)** の場合は次の通りです: 実行タイプが **プラグイン(Plugin)** の場合は次の通りです:
  
-  * **値の計算(Value operation)**プラグインタイプのコンポーネントを使用する主な目的は、空きディスク容量と使用可能な合計ディスク容量からディスク使用率を取得するなど、さまざまなクエリフィールドの値を使用して計算を実行できるようにすることです。+It has common fields with **Network** execution until field **Scan** (**Query filters**). 
 + 
 +**スキャン**(**クエリフィルター**)フィールドまでは、**ネットワーク** 実行と共通のフィールドです。 
 + 
 +**Value operation** 
 + 
 +**値の計算(Value operation)** 
 + 
 +The main purpose of using plugin type components is to be able to perform operations with the values of different query fields, such as obtaining the used-disk percentage from the free-disk bytes and the total disk bytes available. 
 + 
 +プラグインタイプのコンポーネントを使用する主な目的は、空きディスク容量と使用可能な合計ディスク容量からディスク使用率を取得するなど、さまざまなクエリフィールドの値を使用して計算を実行できるようにすることです。 
 + 
 +This field allows to indicate an arithmetic operation with which you will obtain the current value of each module generated by the component in the wizard's module preview. It does not affect in any case the final execution of the generated modules.
  
 このフィールドでは、ウィザードのモジュールプレビューでコンポーネントによって生成された各モジュールの現在の値を取得する算術演算を設定できます。 生成されたモジュールの最終的な実行には影響しません。 このフィールドでは、ウィザードのモジュールプレビューでコンポーネントによって生成された各モジュールの現在の値を取得する算術演算を設定できます。 生成されたモジュールの最終的な実行には影響しません。
  
-計算した値を得るために、"+ - * / ( ) ."、数値、およびフィールド名のマクロ(//_フィールド名_//)を利用できます。例:+It accepts the characters ''+ - * / ( ) .'', numbers and the macros with the names of the fields this type (''_FIELDNAME_''), from which the values for the operation will be obtained. For example:
  
-  ((_Size_ _FreeSpace_) 100) _Size_+計算した値を得るために、"- * / ( ) ."、数値、およびフィールド名のマクロ(''_FIELDNAME_'')を利用できます。例:
  
-  * **サテライト実行(Satellite execution)**: //exec server// を使用してサテライトサーバからウィザードを起動したときに、生成されたモジュールに対してサテライトサーバが実行するものを指定することができます。 これは、サテライトサーバの // module_exec/で使用するコマンド、プラグイン、またはスクリプトです。+<code> 
 +((_Size_ - _FreeSpace_) * 100) _Size_
  
-これは、WMI ウィザードのマクロと //_class_wmi_// マクロを使用して WMI クラスの名前を取得し、//_field_wmi_N_// を使用して各モジュールで使用されるクラスのフィールドの名前を取得できます。+</code> 
 + 
 +**Satellite execution** 
 + 
 +**サテライト実行(Satellite execution)** 
 + 
 +It allows to indicate the execution that a Satellite Server should perform for the generated modules when the wizard is launched from a Satellite Server by using the //exec server//. It is the command, plugin or script that must be used in a Satellite server ''module_exec''
 + 
 +//exec server// を使用してサテライトサーバからウィザードを起動したときに、生成されたモジュールに対してサテライトサーバが実行するものを指定することができます。 これは、サテライトサーバの ''module_exec'' で使用するコマンド、プラグイン、またはスクリプトです。 
 + 
 +It accepts the use of macros for the WMI wizard and of ''_class_wmi_'' macros to obtain the name of the WMI class and ''_field_wmi_N_'' to obtain the names of the fields of the class used in each module. 
 + 
 +これは、WMI ウィザードのマクロと ''_class_wmi_'' マクロを使用して WMI クラスの名前を取得し、''_field_wmi_N_'' を使用して各モジュールで使用されるクラスのフィールドの名前を取得できます。 
 + 
 +The Satellite Server distributes a recommended plugin for these components:
  
 サテライトサーバには、これらのコンポーネントが要求するプラグインがあります。 サテライトサーバには、これらのコンポーネントが要求するプラグインがあります。
  
-  /etc/pandora/satellite_plugins/wizard_wmi_module.+<code> 
 +/etc/pandora/satellite_plugins/wizard_wmi_module.
  
-  * **サーバプラグイン(Server plugin)**コンポーネントによって生成された各モジュールでプラグインサーバによって使用される Pandora FMS コンソールに登録されたプラグインを指定することができます。プラグインを選択すると、それ用の特定のフィールドがフォームに表示されます。+</code> 
 + 
 +**Server plugin** 
 + 
 +**サーバプラグイン(Server plugin)** 
 + 
 +It allows to indicate a plugin registered in Pandora FMS console that will be used by the plugin server with each module generated by the component. The choice of a plugin shows at the same time the specific fields for its use in the form. 
 + 
 +コンポーネントによって生成された各モジュールでプラグインサーバによって使用される Pandora FMS コンソールに登録されたプラグインを指定することができます。プラグインを選択すると、それ用の特定のフィールドがフォームに表示されます。 
 + 
 +The own plugin fields accept the use of macros for the WMI wizard and ''_class_wmi_'' macros to get the name of the WMI class and ''_field_wmi_N_'' to get the names of the fields of the class used in each module. 
 + 
 +独自のプラグインフィールドでは、WMI ウィザードのマクロの使用ができ、''_class_wmi_'' マクロは WMI クラスの名前を取得し、 ''_field_wmi_N_'' は各モジュールで使用されるクラスのフィールドの名前を取得します。
  
-独自のプラグインフィールドでは、WMI ウィザードのマクロの使用ができ、//_class_wmi_// マクロは WMI クラスの名前を取得し、 //_field_wmi_N_// は各モジュールで使用されるクラスのフィールドの名前を取得します。+Pandora FMS console has an already registered and **recommended** plugin for these components: Wizard WMI module.
  
 Pandora FMS コンソールには、これらのコンポーネント用の登録済みのプラグインがあります。 Pandora FMS コンソールには、これらのコンポーネント用の登録済みのプラグインがあります。
  
-  Wizard WMI module+{{  :wiki:img7_wizard_components.png  }}
  
-{{ wiki:IMG7_wizard_components.png }}+The specific macros for the WMI wizard components that can be used in the plugin execution fields are
  
 プラグイン実行フィールドで使用できる WMI ウィザードコンポーネントの特定のマクロは次のとおりです。 プラグイン実行フィールドで使用できる WMI ウィザードコンポーネントの特定のマクロは次のとおりです。
-    * **//_address_//**: WMI ウィザードで利用される IP アドレス。ウィザードがポリシーから起動された場合は、このマクロは置き換えられません。 + 
-    * **//_namespace_wmi_//**: WMI ウィザードで利用されるネームスペース。 +  * **//_address_//**  : IP address used in the WMI wizard. This macro will not be replaced when the wizard is launched in a policy. 
-    * **//_user_wmi_//**: WMI ウィザードで利用されるユーザ。 +  * **//_namespace_wmi_//**  : Namespace used in the WMI wizard. 
-    * **//_pass_wmi_//**: WMI ウィザードで利用されるパスワード。+  * **//_user_wmi_//**  : User used in the WMI wizard. 
 +  * **//_pass_wmi_//**  : Password used in the WMI wizard. 
 + 
 +  * **//_address_//**: WMI ウィザードで利用される IP アドレス。ウィザードがポリシーから起動された場合は、このマクロは置き換えられません。 
 +  * **//_namespace_wmi_//**: WMI ウィザードで利用されるネームスペース。 
 +  * **//_user_wmi_//**: WMI ウィザードで利用されるユーザ。 
 +  * **//_pass_wmi_//**: WMI ウィザードで利用されるパスワード。 
 + 
 +The specified fields for WMI Wizard components are: 
 + 
 +WMI ウィザードコンポーネントに指定されているフィールドは次のとおりです。  
 + 
 +  * **WMI class**: It refers to the WMI class that will be used in the queries of the modules generated by the component. For example: //Win32_LogicalDisk//
 + 
 +  * **WMI class**: これは、コンポーネントによって生成されたモジュールのクエリで使用されるWMIクラスを指します。例: //Win32_LogicalDisk//
 + 
 +It can be used in other fields from the same form through the macro ''_class_wmi_''
 + 
 +**Query key field**  ( ''_field_wmi_0_'' 
 + 
 +**クエリキーフィールド(Query key field)** (''_field_wmi_0_''
 + 
 +It is the name of the key field that will be obtained in the WMI query used in the generated modules. Usually, WMI classes have a key field they always return in any query, whether indicated or not. That is the field that should be indicated here. For instance, the key field of class //Win32_Processor//  would be //DeviceID//
 + 
 +生成されたモジュールで使用される WMI クエリで取得されるキーフィールドの名前です。 
 +一般に、WMI クラスにはキーフィールドがあり、設定されているかどうかに関係なく、常にクエリで返されます。これは、それに指定するフィールドです。 たとえば、//Win32_Processor// クラスのキーフィールドは //DeviceID// になります。 
 + 
 +the name of this field can be obtained in other form fields through the macro ''_field_wmi_0_'', and the value the field has for the WMI query log can be obtained through a macro with the same field name ( ''_FIELDNAME_''  ). These macros ''_FIELDNAME_''  can be used, among others, in component **Module name**  and **Description**  fields, to generate names and descriptions dinamically. For instance, for field //DeviceID//  the macro with value would be ''_DeviceID_''
 + 
 +このフィールドの名前は、''_field_wmi_0_'' マクロを介して他のフォームで利用でき、フィールドが WMI クエリの各レコードに対して持つ値は、フィールドの同じ名前のマクロ(//_フィールド名_//)を介して取得できます。 これらの ''_FIELDNAME_'' マクロは、とりわけ、コンポーネントフィールド **モジュール名** および **説明** で利用して、名前と説明を動的に生成できます。 たとえば、//DeviceID// フィールドの場合、値を含むマクロは ''_DeviceID_'' になります。 
 + 
 +**Query extra fields**  → ''_field_wmi_N_'': 
 + 
 +**追加フィールドクエリ(Query extra fields)** → ''_field_wmi_N_'' 
 + 
 +In these fields indicate the names of the additional fields that must be used in the WMI query used in the generated modules. 
 + 
 +このフィールドでは、生成されたモジュールで使用される WMI クエリで使用する追加フィールドの名前を指定します。 
 + 
 +The names of these fields can be obtained in other form fields through the macros ''_field_wmi_N_'', and the values that the fields for each WMI query log have can be obtained through macros with the same names as those of the fields (''_FIELDNAME_''). These macros ''_FIELDNAME_''  can be used, among others, in **Module name**  and **Description**  component fields, to generate names and descriptions dinamically. For example for the field FreeSpace the macro with the value would be ''_FreeSpace_''
 + 
 +これらのフィールドの名前は、''_field_wmi_N_'' マクロを介してフォームの他のフィールドで利用でき、WMI クエリの各レコードに対してフィールドが持つ値は、フィールドの同じ名前のマクロ(''_FIELDNAME_'')を介して利用できます。 これらの ''_FIELDNAME_'' マクロは、とりわけ、コンポーネントのフィールド **モジュール名** および **説明** で利用して、名前と説明を動的に生成できます。 たとえば、FreeSpace フィールドの場合、値を持つマクロは ''_FreeSpace_'' になります。 
 + 
 +**Query filters**  → Scan 
 + 
 +**クエリフィルタ(Query filters)** → スキャン(Scan) 
 + 
 +In this space the conditions for the WMI query launched in the scan are indicated, which will allow you to obtain one or more logs. E.g.: ''DriveType = 3''
 + 
 +ここには、スキャンで起動する WMI クエリの条件を指定します。これにより、1つ以上のレコードを取得できます。 たとえば、''DriveType = 3'' です。 
 + 
 +In WMI wizard components, a different module is generated for each log returned by the WMI scan query. Based on the examples pruvided up to now, the scan query would obtain the free space of the disk units from the Windows computer: 
 + 
 +WMI ウィザードコンポーネントでは、WMI スキャンクエリによって返されるレコードごとに異なるモジュールが生成されます。これまでに示した例に基づいて、Windows コンピューターのドライブの空き領域を取得するスキャンクエリは次のようになります。 
 + 
 +<code> 
 +SELECT DeviceID, FreeSpace FROM Win32_LogicalDisk WHERE DriveType = 3 
 + 
 +</code> 
 + 
 +{{  :wiki:img5_wizard_components.png?500x380  }}
  
 ==== コンポーネントグループ ==== ==== コンポーネントグループ ====
 コンポーネントのソートや分類をするために、コンポーネントグループがあります。コンポーネントは、作成時のグループに属します。 コンポーネントのソートや分類をするために、コンポーネントグループがあります。コンポーネントは、作成時のグループに属します。
  
-定義済みのコンポーネントグループを見るには、//リソース(Resources) -> コンポーネントグループ(Component Groups)// をクリックします。+In order to see the existing component groups, go to **Resources** → **Component groups**:
  
-{{ wiki:pla9.png }}+定義済みのコンポーネントグループを見るには、**リソース(Resources)** → **コンポーネントグループ(Component Groups)** へ行きます。 
 + 
 +{{  :wiki:pla9.png  }}
  
 定義済みのグループとその説明が表示されます。 定義済みのグループとその説明が表示されます。
  
-{{ wiki:pla10.png?800 }}+{{  :wiki:pfms-module_management-component_group_management.png?600x600  }}
  
-グループの名前をクリックするとその詳細を見ることができます。削除するには、右側の アイコンをクリックします。新たに作成する場合は、下にある作成(Create)ボタンをクリックします。+You may view the details on the groups by clicking on their name, delete them by clicking on the trash icon at the right side, on the **Action** column, or create new ones by clicking **Create** at the bottom. you may also select several of them by their respective selection checkbox and clicking **Delete**. 
 + 
 +グループの名前をクリックするとその詳細を見ることができます。削除するには、右側のごみ箱アイコンをクリックします。新たに作成する場合は、**作成(Create)** ボタンをクリックします。それぞれの選択チェックボックスで複数選択して、**削除(Delete)** することもできます。 
  
 新たなコンポーネントグループを作成したい場合は、作成(Create)ボタンをクリックし、フォームに入力します。 新たなコンポーネントグループを作成したい場合は、作成(Create)ボタンをクリックし、フォームに入力します。
  
-{{ wiki:pla11.png?800 }}+{{  :wiki:pfms-module_management-component_group_management-create.png?600x300  }} 
 + 
 +Just provide a name for the group and determine whether it has a parent among the existing groups or not. Then click on **Create** once you are done.
  
-グループの名前を入力し、既存のグループと親子関係があればそれの選択をするだけです。あとは、作成(Create)ボタンをクリックします。+グループの名前を入力し、既存のグループと親子関係があればそれの選択をするだけです。あとは、 **作成(Create)** ボタンをクリックします。
  
 これにより、新たなコンポーネントを、作成したコンポーネントグループに追加することができます。 これにより、新たなコンポーネントを、作成したコンポーネントグループに追加することができます。