ja:documentation:pandorafms:command_center:02_architecture

アーキテクチャと同期

Enterprise versionThe Metaconsole architecture is made up by:

Enterprise 版メタコンソールのアーキテクチャは、以下から成ります。

  • A central node, the Metaconsole.
  • As many server nodes as need, the Instances.
  • 中央ノードとしての メタコンソール
  • 複数のサーバノードである インスタンス

Instances are normal Pandora FMS Enterprise installations. They consist of a web console in the front end and a server in the back end that processes the received data, performs remote checks,etc.

インスタンスは、Pandora FMS Enterprise の通常インストールです。フロントエンドとしてのウェブコンソールおよび、バックエンドとしてのデータを収集したりリモート監視などを実行するサーバから成ります。

バージョン 6.0 からは、メタコンソール自身がサーバを持つように変更されました。 以前のバージョンでは、メタコンソールは自身のサーバを持ちません。

Version NG 755 or earlier: you will need to configure the use of the Command Center, where all the relevant information is available.

バージョン NG 755 またはそれ以前: コマンドセンター の利用設定を行う必要があります。関連情報はそちらにあります。

From Pandora FMS version 756, the synchronization system for environments with centralized mode has been redesigned from scratch, making it faster and more efficient, since the changes will be replicated to the nodes automatically without the need for manual synchronization, as it was the case up to now.

Pandora FMS バージョン 756 から、中央管理モードの環境における同期システムがゼロから再設計され、手動同期を必要とせずに変更がノードに自動的に複製されるため、より高速で効率的になりました。

This change makes the previous system obsolete, so in environments where it was active, it will have to go through the previous automatic merging system to use the new centralization system and be able to guarantee data integrity.

この変更により、以前のシステムは古い環境と見なされるため、以前のシステムが有効だった環境では、新しい中央管理システムを使用するために以前のシステムから自動マージシステムを使うことにより、データの整合性を保証できるようにする必要があります。

When updating, all already centralized Metaconsole environments will be forced to go through the new Merging tool section located in Centralised management to be able to be centralized again correctly.

更新時に、すでに中央管理化されているすべてのメタコンソール環境は、再び正しく中央管理できるように、中央管理(Centralised management) の新たな マージツール(Merging tool) を通るように強制されます。

いくつかのデータはインスタンスにあり、それ以外ではメタコンソールにあるものと、両方にあるものが存在します。これらは正しく同期されている必要があります。

インスタンス内:

  • エージェント
  • モジュール
  • アラート
  • ポリシー

メタコンソール内:

  • The Metaconsole configuration.
  • Components.
  • Reports and report templates.
  • Network maps.1))
  • Visual maps.2)
  • NetFlow filters.
  • メタコンソール設定
  • コンポーネント
  • レポートとレポートテンプレート
  • ネットワークマップ3))
  • ビジュアルマップ4)
  • Netflow フィルタ

両方に存在:

  • ユーザとプロファイル
  • グループ
  • テンプレート、アクションおよび、アラートコマンド
  • タグ
  • カテゴリ

メタコンソールは、次の 2種類の方法でインスタンスの情報を取得し編集します。

  • アクティブ: メタコンソールからリモートでインスタンスのデータベースまたは API へアクセス (エージェント、モジュール、アラートなどの場合)

  • パッシブ: インスタンスからメタコンソールのデータベースへのデータ複製 (イベントの場合)

メタコンソールには、ユーザとグループの同期など、要素を同期するためのツールがあります。これは、インスタンスの正しい管理に不可欠です。 メタコンソールから各インスタンスの全情報を管理できるようにするために、同期はメタコンソールで作成されたすべての情報を異なるインスタンスに渡すことにより行われます。

たとえば、インスタンスで作成されたユーザはメタコンソールでは管理できません。一方、メタコンソールでユーザを作成してユーザを同期させると、このユーザはインスタンスに入ることができ、かつ、メタコンソールから管理することができます。

メタコンソールには、コンポーネントの伝播やインスタンス(またはノード)間のエージェントの移動など、要素を伝播するためのツールがあります。 同期とは異なり、メタコンソールの基本的なツールではなくオプション機能です。これは、必要に応じてインスタンス内のデータの可用性を促進するだけです。例えば、異なるインスタンス(またはノード)に適用されたポリシーの利用などです。

たとえば、エージェントをインスタンス A からインスタンス B に移動してインスタンスの負荷を分散させたい場合、このツールを利用すると簡単に実現できます。

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1) , 3)
5
2)
Although these items are stored in the Metaconsole, they are configurations used to view Instance data, therefore they are useless on their own.
4)
これらのアイテムはメタコンソールに保存されますが、インスタンスのデータを表示するために使われる設定情報です。それ自身になんらかの機能があるわけではありません。
  • ja/documentation/pandorafms/command_center/02_architecture.txt
  • 最終更新: 2024/02/06 07:19
  • by junichi